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越境ECブログ

動画広告の基本とは

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

現在、ユーザーの多くは、スマホで買い物するようになりましたし、海外ではSNSは欲しいもの探しのためのツールになっていますので、SNSへの露出は売上を上げるのに必須のツールとなっています。

このことは、当ブログでもセミナーでもしつこくいい続けています。

何もやらないよりはSNSに、下手でもいいので投稿するほうがマシです。しかし、より効果を上げたいのであれば、日本的な「真面目でつまらない」内容より、海外でよく使われる手法を真似るほうがいいでしょう(それはセミナー等で話しています)。

さらに、より効果を上げるならスマホ画面に合わせた縦型動画です。今回、Social_Savannahさんが、効果的な動画広告の8つの原則という投稿をXにあげていて、Social Media Todayというメディアも記事にしていましたので、紹介します。

Social_Savannah (Savannah Sanchez)さんの投稿はこちらです(Xに飛びます)。


動画広告作成の主要原則 [インフォグラフィック]

今年、オンライン広告の成果を向上させたいとお考えですか?

業界最高の広告クリエイターの 1 人であるサバンナ・サンチェスが最近、広告の効果を高めるためのヒントを、取り組みを体系化するのに役立つ8 段階のプロセスとともに共有しました。これは役に立ちます。

概要で、ターゲティングから作成までの完全な広告作成フレームワークを示し、各プラットフォームと製品に最も効果的な広告を作成する方法に関する重要な注意事項を示します。

サンチェスと彼女のチームは、多くのトップeコマース ブランドと連携しており、彼女のWebサイトには広告の例が多数掲載されているため、このアプローチの実践を見ることができます。そして、その結果は否定できないほど効果的です。

インフォグラフィックはこちら(クリックするとオリジナル画像が見れます。)

インフォグラフィックには8つのステップが書かれています。その翻訳は以下になります。

1.ターゲットを明確にする
まず、あなたの理想とする顧客の心の中に飛び込むことから始めましょう。
その顧客が抱えている問題、目標、動機は何でしょうか?顧客について知れば知るほど、あなたのメッセージは響くでしょう。

2.フックを作る
最初の3秒が最も重要です。
大胆なビジュアル、魅力的なテキスト、好奇心をくすぐる質問などを使って、目を止めさせましょう。

3.ソリューションを強調する
製品がどのように問題を解決し、ユーザーの生活を向上させるかを明確に伝えましょう。変革やベネフィットをアクションで示しましょう!

4.ソーシャル・プルーフを活用する(ユーザーレビューやフィードバック)
5つ星レビュー、PR、体験談はすべて、信頼と信用を築くのに役立ちます。 実際の結果や親近感の持てる体験を紹介しましょう。

5.プラットフォームに合わせたデザイン
プラットフォーム特有のフォントやスタイルを使用する(例:Tik Tokのネイティブフォントや、Facebook用の洗練されたUGCを使用して、広告をネイティブな感じにする

6.明るい照明の中で映像を撮る
たとえそれがスマホで撮影されたものであっても、素晴らしいライティングは、スクロールを止めるコンテンツを作成する鍵となります。

7.本物志向
本物感があり、落ち着きがあり、それでいて洗練されていない広告は、しばしば「完璧な」コンテンツよりも優れていることが多い。

8.テスト、テスト、テスト!
広告の複数のバージョンを実行し、何が反響を呼ぶかを確認する。クリエイティブの反復とデータの分析が、勝利の方程式を導く。

参考:The Key Principles of Video Ad Creation [Infographic]


まとめ

記事のサヴァンナ・サンチェスさんもコンサルなので、言っていることは弊社のサポートで話していることと大差はないですが、わかりやすくまとまっているので、紹介いたしました。

8つのポイントをすべて実行できるに越したことはないのですが、時間がない、人がいないという状況をよく聞きますので、8つすべて対応できないという場合、この内の2,3,4,8に注力するとよいかと思います。

セミナーやワークショップで伝えていることですが、相手の興味関心を惹かせないことには、話は始まりませんから、2は重要です。興味を惹かせるためにはユーモアなどを駆使すると効果的です。

そして、日本企業のSNSのポストでは、製品の良さをアピールすることに余念がなく、それを使用することでどうなるのかという視点が欠けているものが大半です。使用結果など、人それぞれではないかという意見もおありでしょうし、実際にはご尤もなのですが、海外の場合は、使用者が実際にどう思うかより、販売者として「こうなると思う」という結論めいたことをはっきり言っていることが多いです。そこで、3も重要になります。

4については昔からよく言っていますので、この記事を参照してください。
(参照:Z世代、インスタクチコミに強く影響される(海外)

最後は8です。結局最後は「とにかくやる」これにつきます。
最初の勢いはどこへやら、臆病風に吹かれて何もやらない or 行動までにやたらと時間がかかる。あるいは、人がいないなどを理由に(そうだとすると、弊社に相談する前に、経営や人材等の、もっと別に相談すべき相手がいるような気がしますが・・・)ネットを常に後回しにする企業はめちゃくちゃ多いですが、成功を目指すならこれしかありません。

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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