こんにちは。ジェイグラブの横川です。
4月4日に弊社代表の山田が、円安は越境ECにとっては勝機だというブログを書いています。
上記とは別に、この記事自体を書いているのは4月29日で、この時点でのドル・円レートは1ドル130円前後を行ったり来たりしています。私は経済の専門家ではないので、この先の見通しを語ることはできませんが、ニュースなどではこのままでは140円に行くだろうと予想する専門家もいます。
円安は、ドル表記では安く見せられる
10,000円の商品をドルで売るとき、1ドル100円だったら、100ドルで売ることになりますが、1ドル130円前後の現在なら、約76ドルで売れます。
送料も同じです。近頃はどんどん高くなっていきますし、日本郵便のEMSも来月には一挙に値上がりします(2022年6月1日から日本郵便また値上げ!価格調整やキャリアーズ・ミックスの検討も/ EMS)
しかし、円安のおかげでドルにした場合の値上がりインパクトは小さく見せることができます。
たとえば、1ドル100円のときに送料が3,500円するとしたら、送料は35ドルですが、現在のレートなら同じ3,500円でも約26ドルという表示でいいわけです。9ドルも安く見えるインパクトは大きいです。
ただ、あらゆるもののほとんどを輸入に頼る我が国は、円安になると輸入品が高くなります。つまり、原料費や仕入れ費が高くなっている可能性はありますね。
しかし、たとえ、仕入れ価格が1,000円も高くなっても、現在のレートの単純計算では7ドル値上げすればいいだけです。冒頭の例で行けば76ドルに7ドル足した83ドルで売ればいいので、100ドルで売っていたときと比べてもまだドルでは安く見えるのです。
ましてや1ドル100円時代の値段のまま、価格を変更しなくても売れてしまう商品であれば、完全な含み益を得られます。1ドル100円時に10,000円の商品を100ドルで売っていたものを、1ドル130円になった今も100ドルで売れたら、円に直せば13,000円になるわけですから、何もしてないのに3,000円も得してしまいます。
まとめ
こう考えると、いま何もしないのはちょっともったいない。
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