こんにちは。ジェイグラブの横川です。
越境ECでは、SNSが重要であることをセミナーなどで、話をします。
流石に最近はその重要性に気づき、SNSに力を入れる事業者は増えてきました。しかし、残念ながら投稿内容が良くなく、結果につながっていないケースが多いです。弊社のクライアントで、赤字覚悟のうまいコンテンツをSNSにアップした結果、いきなりたった一品だけで初月に数十万円の利益を上げた事業者もありました。その事例は誰でも真似できることなので、参考にセミナーなどで話すのですが、真似て実行してみたという声を聞いたことがありません。SNSが苦手だという声を多く聞きますが、越境ECに於いては、どこか、心の奥底に外国人相手という恐怖心などがあり、意識を変えられない人が多いのでしょう。
しかし、そんなことで日本人がビビりちらしている間にも海外の事業者は積極的にSNSに投資しています。
電子商取引の意思決定者はホリデーシーズンに向けてソーシャルメディアへの投資を強化
Commercetoolsによると、米国の電子商取引の意思決定者の3分の2以上 (69%) が、今年のホリデーシーズンにソーシャルメディア広告への投資を増やす予定という結果になった。また、ほぼ同じ数 (67%) が、ソーシャル メディアプラットフォーム全体の活用への投資を増やす予定であることもわかった。
- 予測によると、米国の小売業界は2024年にソーシャルネットワーク広告に259億1,000万ドルを費やし、前年比14.2%の増加となる見込みです。
- 米国の今年のホリデーシーズンの小売電子商取引の売上高は 2,668億 9,000万ドルに達すると予想されており、そのうち 52.7% は、消費者がアプリ、ソーシャル メディア、ウェブで買い物をするためにモバイル デバイスを使用するため、モバイルデバイス上で行われることになります。
マーケティング担当者や小売業者は、このグラフを使用して、 Facebook、Instagram、TikTokなどのソーシャル プラットフォーム全体での広告費の優先順位付けと、ホリデー シーズンに向けた強力なソーシャル メディア戦略の重要性を主張できます。
参考:Ecommerce decision-makers ramp up social media investment for the holidays
おわりに
SNSは各地域の文化が強く反映されます。例えば、古くはBBSと言われた掲示板、ブログ、SNSなど、日本の場合、時間が経つと「公開独り言日記」化していくのに対し、海外ではそれぞれの特性を理解し、使い分けて、しっかり収益化していきます。
そこで、弊社は海外のSNSには海外人材がいる方が良いと考え、外国で第一線で理論的にもしっかりSNSを把握している外国人スタッフを入れています。