こんにちは。ジェイグラブの横川です。
昨年9月にツイッターがコマース事業の最終局面に入ったとお伝えしましたが(下記「関連記事」参照)、Shopsとい命名された機能として、現在βテストに入っているとロイターが報じています。まずは米国のiPhoneユーザーからとのことですが、ここから一気に広がるでしょう。特に日本はツイッターが一番使われているSNSですので、ツイッター社もそこを見逃すはずがありません。
さらに興味深いのが、中国に先行され、欧米では遅れを取っているライブコマース機能も本格的に実装するようで、この機能がうまく使われるようになれば、欧米でもインフルエンサーによるライブコマースが完全に主流になるかもしれません。
ツイッター、ECの成長を目指す「Shops」機能のテストを開始
ツイッターは、SNSで450億ドルの米国市場の一部を獲得するために、企業がプロフィール上で最大50の販売商品を紹介することを認める実験を行うと9日に発表した。
Metaが所有するFacebookとInstagramは、ソーシャルコマースのリーディングカンパニーとして、売り手が仮想店舗を立ち上げて商品を販売することを可能にしてきた。
ツイッターのShopsのベータテストは、米国内の一部のビジネスで実施され、ツイッターのiPhoneアプリを使用している人から見えるようになるとのことです。
テストパートナーの1つであるベライゾンは、9日にベライゾンのツイッターShopsでiPhoneケースとワイヤレス充電器を紹介しました。
ツイッターで商品を見た後、ユーザーは販売店のウェブサイトにリダイレクトされ、決済をすることができます。
この試みは、ツイッターが昨年からテストしている、販売店がツイッターのプロフィールのトップに最大5つの商品を紹介できる機能を発展させたものである。
さらにツイッターは、ライブストリーム・ショッピングの実験も行っており、販売店による商品紹介のライブビデオを見ながら、衣類やアクセサリーなどの商品を購入することができるようになります。
参考:Twitter begins testing ‘Shops’ feature to grow ecommerce
終わりに
下記の「関連記事」で過去にお知らせしましたように、日本人は極端にインフルエンサーを信用しないことがわかっていますが、世界はそこまでひどくありません。今後はライブコマースも本格的にできる社内人材を揃える必要があるのではないかと思います。
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