こんにちは。ジェイグラブの横川です。
今年、ECで急成長すると目されている国々のランキングありましたので、掲載します。
このブログをお読みいただいている方や、弊社のセミナーを聞いたことがある方でしたら、特段珍しい話ではなく、昨年から言い続けていたことの繰り返しになってしまいますが、しかし、こうして明確にグラフになるとわかりやすいです。
2022年、ECの売上が最も伸びる場所はここだ
フィリピンとインドは、それぞれ25.9%と25.5%の増加率で、今年のeコマース小売売上高の成長率で世界をリードすると予想されています。ラテンアメリカと東南アジアの国々がトップ10リストのほとんどを占め、最後の1位は、先進国の中で唯一ランキングに滑り込んだ米国で、15.9%の伸びとなる見込みです。
グラフにはない西ヨーロッパ諸国では、今年から2025年の予測期間終了まで、どの国も2桁の成長率には達しないでしょう。一方、ラテンアメリカでは、すべての市場で 2 桁台の成長が見込まれます。
参照:Here’s where ecommerce sales will grow the fastest in 2022
さいごに
以前、ヨーロッパは世界全体の売上の28%を占めるという記事を書きました。この記事ではヨーロッパは2桁行かないと書いてますが、それは成長率の話です。成長率と世界全体の売上に占める割合は全く違う数字ですので、全く矛盾しません。読み間違えないようにしましょう。
参照:2022年、越境ECの世界全体の売上高のうち、欧州が28%を占める
ヨーロッパは東南アジア諸国より先に成長しきってしまっているので、成長率は2桁行かない鈍化傾向にあります。しかし、成長しきったからこそ、ECが生活の一部になっているので、世界の中で占めるシェアが大きいのです。
つまり、東南アジアは今すぐ大儲けが期待できるエリアではなく、将来性を見込んで投資目的で考える場所であり、ヨーロッパはその逆と捉えるとわかりやすいでしょう。