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シンガポールの発想転換戦略!

こんにちは。越境ECアドバイザーの許です。

シンガポールの発想転換戦略について

海外進出には「ブランディング」、「物流」及び「ローカライズ戦略」が重要だと言われます。ただし大手企業ほどローカライズの難しい商品や企画が多く、費用がかかります。そこで、本日はシンガポールを例に、ローカル目線から商品展開する発想を考えてみましょうという提案です。

シンガポールの厳しすぎる法律

さて、シンガポールではガムをかむことが禁止されていることをご存知だという方もいると思います。世界でもこのような法律がある国は大変珍しいのですが、シンガポールのこの珍しいルールを逆手に取ったローカライズ戦略のビジネスチャンス事例を紹介したいと思います。

シンガポールに住む人々は、ガムの代わりに何を食べているのでしょうか?みなさんも想像されたかと思いますが、飴やグミなど、ガムに似た味や性質を持つ食べ物が人気があります。噛むという感覚を楽しむことが目的なのでしょう。さらに、意外な商品がガムの代わりとまではいかないまでも人気が出ています。

ガムの代用のお菓子

それは、日本でおなじみのイカの燻製(おつまみ)やスルメのようなものです。これらを噛んでガムの代用としている人も多いのです。シンガポールの有名お菓子メーカー「Ken Ken Food Manufacturing Pte Ltd」から出したスルメ商品「Pon – Pon」などはまさに代表的な商品です。シンガポールのお菓子「Pon – Pon」のパッケージのキャッチコピーには「Chewing gum of the Orientals(東洋のガム)」と書いてあります。こうした実例から、シンガポールではガムの代わりになりそうな日本の商品をたくさん提案できるのではないでしょうか。

例えば、スルメイカ関連お菓子、こんにゃく、グミ、せんべい、柿の種、ハイチュウ、きなこ餅、たらチーズなどなど。海外展開の際には、ターゲット国の現地にいるつもりで、現地の事情に合わせた発想を意識してみてください。

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Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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