こんにちは。ジェイグラブの横川です。
原油高、ロシアのウクライナ侵攻などを中心にそれ以外にも様々な要因が重なって、世界的にインフレが進んでいて、日本でも生活必需品の物価の上昇が話題になっていますが、越境ECでも6月から色々と値上げが想定されているものがあります。6月まであと1週間です。準備をするなら今のうちです。
日本郵便6月1日からEMSの値上げ
日本郵便のEMSが6月1日から値上げされます。特にアメリカへ送る荷物の送料の値上がり方は尋常ではありません。これまでは500g未満の商品は2000円でしたが、コロナ禍に入り特別費400円が加算されていました。
これが、6月1日から3500円に値上げ、そして特別費もあるので、3900円になります。
理由は昨今の世界情勢だけでなく、アメリカの万国郵便条約離脱もあります。この条約は郵便事情の整っていない国に合わせる傾向にあるため、トランプ前大統領の「なんでアメリカだけこんなに負担するんだ」の一言でこうなってしまっています。私達にとっては「余計なこと言いやがって」なんですが、逆に言うと、これからの値段が適正価格だともいえます。
詳細はこちらをご覧ください。
参考:2022年6月1日から日本郵便また値上げ!価格調整やキャリアーズ・ミックスの検討も
イーベイ、プロモーション費を値上げ
イーベイは6月1日からプロモーションにかかる手数料を値上げします。これは手数料の計算方法を変更することで高くなってしまうというものです。特に越境ユーザーには大きな打撃となります。
詳細はこちらをご覧ください。
参考:イーベイ(eBay)、6月1日からプロモーション手数料値上げへ
ヨーロッパへの国際郵便、手書き禁止へ
セキュリティの向上を目的にヨーロッパへ送る荷物の配送伝票は手書きが禁止され、輸送の事前に到着国にデータで通告する仕組みに変更するため、手書きが禁止されます。アメリカはすでに数年前から実施されています。
詳細はこちらをご覧ください
参考:2022年6月20日から欧州向け荷物も手書きラベルは無効に
おわりに
ルールの変更や値上げは来週からです。価格の変更、オペレーションの変更など、いまから準備しておきましょう。
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