こんにちは。ジェイグラブの横川です。
Shopify(ショッピファイ)はローコストで、自社の海外向けECサイトを構築するのに向いていますが、自社サイトなので、構築後に一生懸命アピールしないと誰もやって来ません。
アピールする方法には、SEOや広告をかけるといった方法がポピュラーですが、ソーシャルメディアを積極的に使ったプロモーションが無視できません。ShopifyのSEOについては過去にこのブログでも記載していますので、こちらをご覧ください(参考:Shopify(ショッピファイ)サイトのSEOはどうする?)
今回は最も手軽で効果も高いソーシャルメディアを利用する場合の話ですが、ShopifyがPinterst(ピンタレスト)との提携を27カ国までに拡大するというニュースがありました。
Pinterestは、Shopifyとのパートナーシップを新たに27カ国に拡大し、より多くのマーチャントが商品をオンラインで提供できるようにします。
消費者の間では、オンラインで商品を見つけて購入したいというニーズが非常に高まっており、そのため、企業も同様にオンラインで商品を購入できるようにする必要があります。
世界中の消費者からの高まる需要に、より多くのマーチャントが応えられるよう、PinterestはShopifyとのパートナーシップをより多くの国に拡大しています。
ShopifyのPinterestチャンネルは、オーストラリア、オーストリア、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、イギリスなど、新たに27カ国で展開され、170万を超えるShopifyのマーチャントは、ショッピング可能なProduct Pinsを使って、Pinterestで商品をより簡単に発見できるようになりました。
Shopifyを通じてPinterestに広告を掲載しているShopifyマーチャントは、新しいダイナミック・リターゲティング機能を初めて利用できるようになります。「これにより、すでに商品に興味を示しているピナーとの再エンゲージメントが可能になります。」
上記に加えて、Pinterestはカタログのマルチフィードサポートを開始します。これにより、企業は同じPinterestビジネスアカウント内の異なる製品フィードに製品をアップロードすることができます。Pinterest Businessアカウントを持つ小売業者(Shopifyマーチャントを含む)は、最大20の異なる製品フィードをアカウントに追加できるようになりました。それぞれの商品フィードには、通貨、異なる言語、現地での商品入手状況など、現地の特定のデータを含めることができます。
Pinterest社が最近の投稿で説明しているように、カタログのマルチフィードサポートにより、小売業者は「世界中のお客様とより簡単に関わることができ、商品を販売する市場ごとに特定のフィードをアップロードできるだけでなく、見込み客やリターゲティングなどの異なる広告戦略に対応するフィードをアップロードすることもできます」。
「特に中小企業は、意思決定の初期段階で購買意欲の高い消費者とポジティブな環境でつながることができるため、Pinterestで成功するチャンスがあります。小売業のエコシステムが過去1年間で大きく進化している中、コードの編集やリソースの配備を必要とせずに、当社のショッピング機能に素早く簡単にアクセスできるようにすることで、あらゆる規模のマーチャントをサポートすることに尽力しています。次に何をするか、何を買うか、消費者にインスピレーションを与えることができるのです。」とPinterestの中堅・中小企業セールス部門グローバルヘッドのビル・ワトキンスは説明します。
参考:Pinterest Expands Its Shopify Partnership To 27 New Countries
Pinterestというと、日本では一部の人が知っているくらいで、それも「わぁ懐かしい。まだあるんだ」みたいな反応がほとんどです。しかし、海外では全然健闘しているSNSで特にアメリカでは女性ユーザーが非常に多いことがデータで示されていますので、女性向けの製品をお持ちの事業者様はPinterestを選択するというのはありではないかと考えます。