こんにちは。 ジェイグラブの横川です。
越境ECの自社サイト構築を考える際に手軽に始められるツールとして、ショッピファイ(Shopify)があります。これまでは安いプランで月額29ドルでしたが、4月に値上げが予定されています。海外では39ドルになるようです(日本のサイトでも33ドルとなっており、現在はそこに打ち消し線が入っています)。これは急いだほうがいいというサインのような気がします。
ショッピファイが4月に値上げ
大手ECプラットフォームショッピファイ(Shopify)は、米国で新規顧客向けの価格を引き上げました。この変更は、ヨーロッパでも近々実施される予定です。現在すでに利用している人は3カ月後に価格変更されることになるでしょう。
技術系企業のコスト
他の技術系企業と同様に、ショッピファイもコスト増に対処している。昨年7月、スタッフの10%をレイオフしました。これは1,000人の雇用に及んでいます。ブログでショッピファイは、値上げは同社のコストアップと関係していることを共有しています。
基本的なサブスク料金は、月額39ドルへ
米国に拠点を置く新規顧客は、すでにウェブサイトで新価格を確認できます。基本使用料が月額39ドル(35.84ユーロ)になりました。しかし、ヨーロッパに拠点のある利用者は、まだ旧価格(月額21ユーロ、年額課金)が表示されています。
新規の利用者は、ショッピファイのトライアル期間として3ヶ月間、1ユーロでご利用できます。その後、新価格が引き落とされます。同社は、顧客に対して、月払いではなく、年間プランに切り替えるようアドバイスしている。4月23日以前に年間プランを更新された利用者は、もう1年間旧価格を利用できるとのことです。
参照:Shopify increases prices in April
おわりに
海外と日本で6ドルの差があるのは、経済力などを勘案した結果でしょう(アマゾンプライムの年間利用料も日本はかなり安いです)。それだけ世界から見たら日本は貧乏になっているということです。しかし、現在の状況を考えると、ルールの厳格化や手数料の値上げなど、利用者にとっては不利な状況が増える未来しか見えません。外国の企業のように素早い意思決定が求められます。