こんにちは。ジェイグラブの横川です。
海外における年末商戦はクリスマスや年末年始ではないと繰り返し主張してきました。それを証明する詳細なデータが出てきました。これに従えば、今から12月に向けて準備をするようでは遅すぎなのです。売れても情報感度の低い消費者しか拾えないでしょう。
ブラックフライデー&サイバーウィークにアメリカ人の70%が大きな買い物
調査対象となったアメリカ人の70%がブラックフライデーとサイバーウィークのセールに参加する予定で、55%がアマゾンプライムのビッグディールデーを待ち、38%がホリデーシーズンの幕開けとなる10月初旬のイベントでの買い物に興味を持っている。さらに、ショッピング・プラットフォームSlickdealsの調査によると、42%が12月初旬のセールから利益を得ようとしている。アマゾンプライム・ビッグディール・デイズでは、消費者の68%が自分のために買い、45%が肉親のために買い物をする。同様に、ブラックフライデーとサイバーウィークのセールでは、72%が個人的な買い物に集中し、49%が肉親のために買い物をする。
回答者の58%が、秋と冬のセールイベントを、ホリデーシーズンの買い物の大半を済ませる機会と見ている。46%は、これらのイベントを利用して、目をつけていた特定の商品を購入し、45%は、最もお買い得な商品を手に入れるために、臨機応変に買い物をする。さらに、40%が日用品を買い込むためにセールを利用している。
参加者の63%が衣料品と靴、50%が食料品、40%がハイテクと電子機器、パーソナルケア製品、玩具を購入する予定であるという。
参考:70% Americans shop big on Black Friday & Cyber Week: Survey
おわりに
従来よりこのブログで書いてきたように、海外の消費者の半数以上は11月までに買い物のほとんどを終えています。12月に入ってからでは、閉店間際のスーパーの売れ残り弁当のような感じになります。