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こんにちは、ジェイグラブの横川です。

ロイター通信が8日に、日経新聞が9日に（つまりほぼ同時に）報じたビッグニュースです。
発表自体は確かにビッグニュースですが、弊社ブログではこういったことが起きることを既に2024年9月のうちに記事にしていましたので、それほどの驚きはありません。
（参照：イーベイのイベントでフェイスブックのメタとイーベイが共闘宣言か）

MetaとeBayの提携が発表され、試験運用に入るとのことです。テストの対象エリアはドイツ、フランス、米国とされています。日本のユーザーの大半は、米国サイトでアカウントを作成しているはずですので、発表どおりに行けば、日本人ユーザーはアメリカ人ユーザーと同じタイミングでこの恩恵を受けられる可能性が高まります。

これにより、eBayの株価は急騰しました。
注意：記事を書いている2025年1月13日時点の話です。このブログは、2～3年前に書いたかなり古い記事が未だによく読まれる記事ランキングトップ10とかに入ったりするので、投稿した2025年1月15日から数年経ってこの記事を読んでいる方はリンク先の数値は異なっている可能性があります。

Meta、Facebook Marketplace で eBay の出品リストを表示するテストを実施

Metaは、ドイツ、フランス、米国で、購入者がイーベイの出品を閲覧できるようにするテストを開始すると発表した。Facebook Marketplaceで商品を購入し、その後 eBayで取引を完了します。

米国のテクノロジー企業は、eBayの出品者はFacebookのユーザーへの露出度が増し、フェイスブック・マーケットプレイスの利用者はeBayコミュニティのより幅広い出品リストにアクセスできるようになると述べた。

参考：Meta to test showing eBay listings on Facebook Marketplace

おわりに

発表があった2025年1月より4ヶ月前の2024年9月に、当ブログ冒頭に書いたように、ある程度こうなることは予見できていましたので、大きな驚きではありませんが、越境ECを検討している人にはかなり大きなニュースです。
今のところ、eBayユーザーがなにか準備しなければならないことはないとのことですが、これからテスト運用を始めるということですので、テストの成り行き次第では、ユーザーになにか設定などを促すといったこともあるかもしれません。

しかし、いずれにしてもいいニュースでした。