この記事は同タイトル前半の続きです。前半はこちら。
こんにちは。ジェイグラブの横川です。
多くの企業は、「今のような状況でなければ、 #越境EC などやらなかった」という本音が真実でしょう。ゆえに、海外のビジネス感覚が理解できない、外国人に対する「畏れ」、不安の増大などで、内弁慶とか、島国根性に取り憑かれる企業も多く感じます。しかし、実際は相手も「人」ですのでビビる必要はありません。
以下に紹介する記事はCtoCを前提にしていますが、CtoCとBtoCは販売主体の違いくらいでやらねばならないことのほとんどは同じです。ですので、一部BtoC向けに編集し、今回は20あるうちの後半の10を紹介致します。
オンラインで物を売るための20のヒントとコツ(2/2)
11.タイムリーに商品を発送する
特にイーベイのようなプラットフォームでは、星1つのレビューが今後の売上を左右することがあります。商品を梱包したらすぐに発送し、買い手に追跡番号を知らせることで、買い手がいつそれを期待できるかを知ることができます。
※イーベイでは注文から出荷までにかかる日数を一番気にします。相手の手元に届くまでの時間ではありません。ここの時間を極力短くしましょう。伝統工芸品などに多い、受注発注品の場合、個人的経験では2週間待たせるのが限界かなと思います。
12.100万件の質問を受ける覚悟で
オンラインで購入する場合、店頭のように徹底的に商品を確認することは難しく(中古品を購入する場合は特にそう)、購入希望者から質問を受けることを覚悟し、迅速に答えましょう。答えがわからないときは、正直に答えましょう。
※あくまで「覚悟で」という話です。実際に100万件も来ることはないでしょう。もし来るとしたら、相当説明が悪いとしか言いようがありません。ここで重要なのは、質問にしっかり迅速に応えられるかどうかです。つまり、ブームに乗っかって「にわかで」売っている人は商品に対する「プロ」の知識がないので、相手に見透かされます。したがって成功者のやっていることを1から100まで物真似したところで、知識のないものに手を出しても成功は簡単ではないのです。
13.できるだけ多くの情報を記載した詳細な説明文を書く
ECモールで出品する際は、できるだけ詳しく書くようにしましょう。メーカーは?、いつ作られたのか?等々、細かい情報を加え、中古などでキズや欠点があれば徹底的に詳しく説明しましょう。
14.コレクターズアイテムは、マニアを探す
取扱商品がコレクション性の高いアイテムの場合、フェイスブック・グループやその他のオンライン販売プラットフォームで、アイテムに最も興味を引かれそう場所を探してください。これらのグループの愛好家は、夢にお金を払うことは幸せを買うことになるからです。
15.作業を代行してくれるプラットフォームの販売を検討
写真を撮り、数え切れないほどの説明を書くのは大変な作業です。特に、たくさんのアイテムを売りたいと思っている場合はなおさらです。中には商品を直接倉庫に発送しておけば、そこで写真を撮って出品することができます。
※こうした出品前の下準備作業を「ささげ業務」といいます。採寸、撮影、原稿の頭文字をとっています。このささげ業務を代行する事業者もいますので、人的リソースが逼迫しているときは検討してみてはいかがでしょうか。
16.とにかく測定する
サイズは客観的なものです。あなたにとって「大きい」サイズでも、他の人にとっては「中」サイズかも知れませんから。しかし、寸法を否定することはできません。メジャーを使って商品の寸法を正確に測り、説明文に掲載しましょう。これは、ブランドによってサイズの幅が大きい洋服を売るときに特に便利です。
17.隠れた金運アップを探すのを忘れずに
古い携帯電話や壊れたノートパソコンですらゴミとして処理するのではなく、家電リサイクルサービスを利用して現金化しましょう。
18.ソーシャルメディアチャネルを活用した販売促進
インスタグラムやフェイスブックなどのソーシャルネットワークを利用して、アイテムを宣伝し、可能な限り提案することです。
19.値下げを恐れてはいけない
時には、思っているほどアイテムが魅力的でないこともありますが、それは全く問題ありません。もし、サイト上で2週間以上放置されているものがあれば、それは買い手にとって価格が少し高すぎるサインかもしれません。10%以上値下げして、買い手が現れるのを見守りましょう。
20.取り下げるタイミングを知る
時には、全く動きがないものもあります。それは取り下げることを検討する時が来たのかもしれません。
参考:20 tips and tricks for selling your stuff online
さいごに
これで20のヒントすべてを紹介いたしました。元記事はCtoCを前提に描いているので、時折中小企業が読むとピンとこない箇所もありますが、できるだけBtoCでも適用できるように編集しました。
実際のところ、CtoCもBtoCも販売主体の違いだけで、心構えなどはほとんど変わりません。