jGrab

越境ECブログ

イーベイ(eBay)、誤って一部のユーザーをサスペンドに

こんにちは。 ジェイグラブの横川です。

イーベイ(eBay)のライバルである、アマゾン(Amazon)は秋ごろに大量に不良アカウントを粛清することがあり、話題になったりしますが、今回はイーベイでそうした事が起きたようです。それもアマゾンのように意図的な無警告停止ではなく、単なる「ミス」で。

イーベイ、誤って”一部の”ユーザーを停止処分に

ツイッターが、誤ってユーザーを追放してしまったニュースがありましたが、そうした話はツイッターだけではありません。The Vergeによると、イーベイは12月3日に誤って「幾人か」ユーザーをサスペンド(活動禁止処置)してしまったことを確認しました。同社は、原因や問題の程度については明らかにしませんでしたが、不手際を修正し、影響を受けたユーザーには報告したと述べています。

実際には被害者はかなりの数に上ると思われます。Reddit(海外の2ちゃんねるみたいなもの)のユーザーは、今回のアクセス禁止措置についてスレッドを立て、少なくとも一部のアカウントには潜在的な危険信号などなかったと指摘しています。買い手と売り手の履歴が良好であっても、しばらくeBayを利用していなくても、停止されたアカウントがありました。イーベイに問い合わせた人は、異議申し立てを拒否され、少なくとも一度はイーベイ・ユーザーを “危険にさらしている “と言われました。

何が原因で意図せずに禁止されてしまうのかは必ずしも明らかではありませんが、今回のような事件は、インターネットサービスのモデレートには限界があることを示しています。企業は、膨大な数のコンテンツを処理するために、自動化されたモデレーションに頼らざるを得ないことが多く、また、人間のモデレーターが対応できる場合でも、ミスを犯すことがあります。今回のような失態は滅多にありませんが、判断を再確認しなければ回避するのは難しいかもしれません。

参考:eBay banned some users by mistake

さいごに

今回は単純なミスだとのことですが、原因は早く知らせていただきたいものです。

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

SEARCH

CATEGORIES

MOST READ

ARCHIVE