こんにちは。ジェイグラブの横川です。
現在は、様々な理由で値上げトレンドにあるので、またかというニュースが飛び込んできましたが、いま、アメリカでも異論噴出の値上げ問題が起きているようです。
イーベイ、6月1日から広告掲載料を値上げ
イーベイは、6月1日から出品者が支払う広告料を値上げする。イーベイは2月に、プロモーションリスティングの広告料の計算方法を変更することを出品者に通知していました。商品の最終販売価格を基準にするのではなく、販売価格+税金+送料+その他適用される手数料を基準にする方法に変更します。
この料金変更で最も大きな打撃を受けるのは、重量のある商品の出品者と越境ECセラーです。
イーベイは出品者に対し、次のような注意喚起を行っています。
「2022年6月1日より、広告掲載料の計算方法を変更し、マーケティングプログラムの条件を更新することをお知らせします。その結果、広告料金に変更が生じる可能性があります。
現在、これらの手数料は、アイテムの最終価格に基づいていますが、6月1日からは最終価値の手数料(適用される税金、送料、およびここに説明されている他の適用手数料を含む)を基準にして、計算されます。
このアナウンスを受け、セラーの中にはこんなコメントを寄せた人もいた。
「この会社は本気で税金と送料に手数料を課す気なのか?ユーザーから自分たちの利益を取るために、真剣にその境界を踏み越えようとしている。これは非現実的だ。売り手がイーベイに対してストライキを起こすべき時だ。」と。
イーベイが2月にこの変更を発表したとき、ある売り手はこれを「手数料裏口値上げ」と呼んだ。また、別の出品者は、「重量の重い商品には本当に痛手だ」と言った。さらに別の出品者は、国際的な販売に大きな打撃を与えると指摘し、イーベイが広告を国内販売専用にする機能を追加するかどうか質問した。「私の海外バイヤーは、送料のために国内バイヤーの倍以上を支払うことになってしまう」と指摘した。(ちなみにイーベイは「ノー」と回答) – これは、出品者が注視すべきことです)。
参考:eBay and Etsy Sellers Globally Face New German Package Act Compliance by July 1
おわりに
手数料の料率は変わりませんが、手数料を導き出す計算の仕方を変えるようなので、値上げになってしまいます。とはいえ、プロモーション手数料なので、使わない人には影響がありません。