こんにちは!ジェイグラブの山田です。
越境ECに興味をお持ちの方でしたら、世界随一の規模を誇る「eBay」をご存知の方も多いことと思います。そのeBayが、日本の「Qoo.10」を買収したというニュースが話題となっています。
今後のアジア太平洋地域の販売戦略などについて、eBayのSenior Director Communications APAC, Daniel Feiler氏のインタビューが取り上げられています。
「Qoo10.jp買収など日本での新ビジネスを始め、eBayには、韓国とオーストラリアでのリーディングポジション、アジア全域でのダイナミックな越境EC事業など、広くAPAC(アジア太平洋)地域のビジネスポートフォリオがある。」
各国での取り組みについて、Daniel氏は次のように説明する。
「我々は、韓国において、Gマーケット・オークション・G9など、韓国の電子商取引をリードする、主要な市場を運営しています。 オーストラリアにおいても、マーケットリーダーとして、グロバールマーケットプレイスを展開しています。」
さらに、アジア全域に渡る越境EC事業についても、重要視している。
「eBayを利用することで、アジア系のセラー(売り手)が世界中のマーケットプレイスにアクセスし、世界1億7,500万人のアクティブなeBayバイヤー(買い手)に商品を販売することができるのです」と、Daniel氏。APAC市場は大きな可能性を秘めている。」
「中国でCBT輸出を開拓したことで、伝統的なサプライチェーンを崩れ、起業家が消費者に直接アクセスできるようになりました。仲介者を削減することで消費者と売り手の双方にとってより良い価格をもたらす結果になっています。」
その流れは、他の国にも及んでいる。Daniel氏は、次のように状況を説明する。
「中国での成果を踏まえて、東京からテル・アビブまで、CBT輸出チームを拡大して編成しました。各CBT市場は独自の商品群を持っており、日本では、高級時計やアクセサリー、ファッション、写真機器、自動車部品、楽器の製造などで高評価を得ています。これらは、タイやインドのCBTの売り手に渡り、彼らは高付加価値のジュエリーや宝石の販売で大きな成功を収めています。」
とのことです。今後も弊社ではeBayの動向を注目していきます。より詳しい情報を知りたい場合は、お気軽にお問い合わせください。越境ECセミナーも無料開催中です。