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イーベイ(eBay)インド、コロナ禍に2ケタ成長

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

eBay(イーベイ)は本社のあるアメリカのサイトに出すだけでも190カ国近くのユーザと取引が可能ですが、さらに47カ国にローカルなeBayがあります。今回はeBayインドがコロナ禍で2ケタ成長したというニュースです。

この記事ではインド人ユーザーがインドから世界へ輸出しようとしている人に支えられて2ケタ成長したと言っているのですが、「インド人ユーザー増加=インドでeBayの知名度アップ=日本からインドへもeBay利用でチャンスあり」と読むこともできます。

もちろん、インドだけでなく、日本から世界へも売上を伸ばすことができます。インドでできることは日本でもできます。

eBayインド、中小企業がグローバル市場にチャンスを見出し、2桁成長を達成

eBayインドは、COVID-19 のパンデミックが発生して以来、2 桁の成長を記録しています。インドは国内ビジネスから製品の改修まで幅広く取り組んできましたが、現在はインドの中小企業向けのeコマース輸出ビジネスの成長に主眼を置いています。

eコマースの場合は、市場の中で真新しい顧客を獲得することができます。スターから最初の6〜12ヶ月間は不確実な部分もあるため、コンティンジェンシー・プラン(万一の場合の代替手段、プランB)も用意していました。

eBayインドのカントリーマネージャーであるVidmay Nainiは、パンデミックの克服について次のように述べています。「 eBayのステークホルダーには、政府、販売者、郵便サービス、社内チームなどがあります。eBayは、インド市場において、2倍のデジタル成長を記録し、大きな盛り上がりを見せていて、中小企業や大企業から多くの関心を集めています。なにせeBayは、世界全体で約1,900万人の販売者が15億件の商品を出品しています。そのため、政府の取り組み、対外貿易政策、予算などで、中小企業やスタートアップ企業についての言及が目立つようになりました。パンデミックによる大規模な経済的打撃からの回復に伴い、輸出主導の回復が優先されています。」

DGCIS(Directorate General of Commercial Intelligence and Statistics)によると、2018-19年のインドからの輸出総額に占めるMSME製品の割合は48.10%でした。パンデミックが発生した今、eコマースは業務管理やサプライチェーンの効率化の面で可能性を秘めており、販売者はそれを利用して海外に商品を陳列することができます。

Vidmayによると、eBayは利益率を重視して構築されており、販売者にとって非常に価値があり、多くの供給をもたらすチャンスがあるといいます。

COVID-19の波に乗り、eBayの22年度の成長目標は年率2桁の成長となると予測されています。eBayは190カ国に市場アクセスを提供し、1億8700万人以上のアクティブなバイヤーがいます。

参考:eBay India sees double-digit growth as MSMEs find opportunity in global markets

おわりに

インドでも国をあげて輸出を支えていたようですね。そしてeBayを使って2ケタ成長したとのことです。補助金を出すなど国が越境ECを推している状況は日本も非常に似ています。しかし、まだ日本は2ケタ成長まではしていません。理由はなんなんでしょうか?英語がわからないから?商品価格が高いから?

違うと個人的には思います。不安という感情に支配されてなかなか進まない日本人と、とにかくまずやってみるとというインド人との差だと思っています。

PDCAサイクルの回し方でも、PとCに時間をかけすぎる日本人と、DとAにアクセントを置く海外の人達との考え方の差をセミナーで話しています。結局のところ、ITリテラシーや語学の差や経営センスなどより、海外モードで仕事をするというマインドセットができるか・できないかが大きな差を生んでいます。

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Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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