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越境ECブログ

12月13日施行のEU新法「一般製品安全規則(GPSR)」に合わせ、eBayの画面変わっています

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

10月16日に、当ブログで2024年12月13日から一般製品安全規則(GPSR)というEUの新しい法律が発効するということをお知らせしました。
参照:12月13日施行のEU「一般製品安全規則(GPSR)」の準備をしておきましょう

まだ、これを書いている時点では、法律は発効していないので、詳細はわかっていない部分がありますが、少なくとも、eBayの商品出品画面では、新法に対応したフォームに変わっていました。

そこで、どんな感じになっているか見てみましょう。

※あくまで現時点でわかることです。これから施行に近づくにつれ、解釈が変わったりすることがありえますので、ここでの記載を鵜呑みにせず、AI翻訳などを使いながら、各自で理解に努めてください。
ここではあくまでも私自身の解釈に基づくもので、それを信じて不利益を被ったとしても一切の責任は負いませんし、負わねばならない筋合いもありません。


eBayの出品フォーム下方に新しいブロックが登場

eBayの出品フォームに行くと、下図のような新しいブロックが現れています。これがGPSRに対応させてある部分です。

ITEM DISCLOSURESという部分です。

私が見てみた限りでは、3つあるセクションのうち、上の2つに対応できていれば十分なのじゃないかな?という気がしました(知りませんけど)。

そこで上のふたつをONにすると、「+Add ~」という部分が現れます。

最上部のProduct Manufacturerは製造者情報です。

普通に指示通り、製造者の情報を入れていって「Save」で終わりですね。
ちなみに、下の方にスクロールすると、EU responsible person contactというのがありますが、これは現地で品質保証できる代理人がいる場合ですので、いない場合は無視でOKです。

次に真ん中のProduct documentsは、製品に関する附属書類です。ない場合はOFFでOKです。ONにすると、下図のように書類の種類(取扱説明書、保証書、ユーザーマニュアル、安全データシート)を選択し、その書類がどの言語で記載されているかを選びます(言語が日本語の場合はOther languageです)。
選択が終わると「Upload document」が有効になりますので、御社のPCに保存されている、該当資料をアップロードしてください。
終わりましたら「Done」です。

なお、新品だけではなく、中古品や修理品(リファービッシュ)もこの法律の対象です。骨董品は除外されています。

以上がeBayで確認できる部分です。この法律についての記事は下記にありますので、ご確認ください。
参照:12月13日施行のEU「一般製品安全規則(GPSR)」の準備をしておきましょう

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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