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越境ECブログ

中国からの越境EC市場が2022年には3.15兆米ドル規模に

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

中国のEC市場といえば、もはやとても巨大な市場であるということは誰もが知るところですが、これまでは海外から中国へ販売することを中心にした記事が多くを占めていました。
しかし、つい先日、中国の特許庁にあたる国家知識産権局のレポートによれば、2022年までに中国から世界への越境EC規模が3.15兆米ドル(約325兆円)になると報告しています。

中国(から)の国境を越えた電子商取引は2022年に3兆米ドルに達する

報告書によると、中国(から)の国境を越えた電子商取引は2022年に20.5兆元(約3.15兆米ドル)に達すると推定されている。

中国の国境を越えた電子商取引の部門は近年急速に拡大し、国家知識産権局の報告書によると、中小の電子商取引のプラットフォームは年間30%の成長率を維持している。

国境を越えた電子商取引プラットフォームは、新型コロナ関連の品の供給を確保し、パンデミックの中で国際的な支援を提供する上で重要な役割を果たしてきた、と報告書は指摘している。

この分野の繁栄が続く中、報告書は、国境を越えた電子商取引が円滑に行われるよう、知的財産権を保護するための世界的な努力を求めている。
参考:China’s cross-border e-commerce transactions to top US$3 trillion in 2022

非常に短い記事ですが、この記事から読み解けるのは、越境EC市場に中国製品がいま以上に市場を席巻するということであり、中国製品で類似品がある場合は価格では勝てないということにほかなりません。そうなると、日本企業にできる手はなにかといえば、中身で勝負するしかありません。これは短距離走ではなく、マラソンです。越境ECを開始して数ヶ月で結果を出すなどと行った大それた計画や、そういったプレッシャーを与えるような経営者のサイトは成功しづらいでしょう。


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1月13日(水)13:30~16:00
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Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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