こんにちは。ジェイグラブの横川です。
お上意識、横並び意識、寄らば大樹の陰が強い日本人は、とりあえず大きなところ・名前の通っているところを選んでおけば大丈夫だろうという安直な判断に出ることが多いので、大手ECモールだけを選択し、苦労している方も多いかもしれません。
しかし、海外ではこういったメンタリティーは強くないので、今回の主題のような現象が起きます。これは小規模事業者にとっては朗報です。ただし、「成長中の」というもう一つのキーワードがありますが。
消費者の47%は、小規模で成長中の小売業者からギフトを購入することを好む
繁忙期は、成長中のオンライン小売業者にとって、収益を増やして新規顧客を獲得する絶好の機会です。しかし、顧客体験に関する期待がますます高まる中、それに追いつくのに苦労している小売業者が多すぎると、配信および体験管理サービスを提供するnShiftは警告しています。
消費者はオンラインでお金を使い続けるため、大手企業だけでなく成長中の e コマース企業も積極的に購入先として視野に入れています。約47%の人が、ギフト購入を小規模企業から購入すると回答しています。つまり、ブラックフライデー、サイバー マンデー、クリスマス ショッピングなどのピーク シーズンが間近に迫っているため、成長中のオンライン小売業者は、消費者支出の増加分を独占するチャンスがあります。しかし、人々がショッピング体験に期待するレベルはますます高まるため、小売業者はそれに追いつくのに苦労する可能性があります。
nShift は、成長中のeコマース企業がピークシーズンを最大限に活用できる 5 つの方法のリストを公開しました。
- 需要を満たすために規模を拡大する– 消費者は配達の遅れを許容しません。小売業者は繁忙期に対応できる配達能力を確保する必要があります。これは通常、複数の運送会社を利用することを意味します。
- 適切な配送オプションを提供する– 多くの消費者にとって、スピードは重要ですが、より安い配送のために長く待つことを好む人もいます。チェックアウト時にさまざまな配送オプションを提供すると、コンバージョンが20%増加します。
- 配送プロセス全体を通じてコミュニケーションをとる–消費者は配送状況に関する最新情報を定期的に受け取ることを期待しています。小売業者からのこうしたコミュニケーション・メッセージを読む可能性が高いため、商品の宣伝を織り交ぜたり、顧客とのブランドロイヤルティを構築したりする絶好の機会となります。
- 返品手続きを明確にする – 返品方法が明確でなければ、多くの消費者はそもそも購入ボタンをクリックしません。使いやすいデジタル返品インターフェースにより、返品を交換に簡単に変換でき、小売業者の収益を保護できます。
- より環境に優しいラストマイルを創出する– 消費者は、環境に対する価値観を共有するブランドから購入したいと考えています。チェックアウト時に排出量の少ない配送オプションを提供することで、コンバージョン率が向上し、倫理的な消費者の忠誠心を高めることができます。
参考:47% of Shoppers Prefer to Buy Gifts From Smaller and Growing Retailers
おわりに
元の記事の後半は、記事中にでてくる企業の宣伝になっていますので、割愛しました。翻訳したところまでは、どの企業にも当てはまる重要な部分です。
ちなみに、返品に関してはそれだけでまとめた記事がありますので、下記関連記事をご参照ください。