PHOTO by Tony Norkus
こんにちは。ジェイグラブの横川です(↑メンバー全員写っているやつを選んだつもりが、フリーが入っていなかった・・・)
越境ECで伝えることがあり過ぎて、タイムリーに伝えられなかったんですが、1月31日に締め切ったチャリティがイーベイ(eBay)で行われ、そこにはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、イーグルス、レディオヘッドなどがアイテムを提供していました。
イーベイでは、チャリティ用のアカウント(ドネーション・アカウント)を開設すると、誰でもチャリティができます。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、イーグルス、レディオヘッドなどがチャリティー・オークションに商品を提供
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、イーグルス、レディオヘッドなどが、イーベイを通じたチャリティー・オークションに商品を提供しました。
イーグルスのファンなら、1999年にロサンゼルスのステイプルズ・センターで行われた「ザ・ミレニアムコンサート」のバンド全員のサイン入りアコースティックギターを手に入れられるチャンスが、レディオヘッドのファンなら、メンバー全員のサインが入った「イン・レインボウズ」のレコード/CDボックスセットを手に入れることが、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのファンなら、サイン入りエレクトリックブルーのストラトキャスターだけでなく、この中で最も興味深いフリー(Flea)のサイン入りベースが手にできるチャンスがありました。
すべての純益は、ワッツのニッカーソン・ガーデンズ住宅プロジェクトで若者とその家族を支援する非営利団体、ワッツ・コミュニティ・コアに寄付されました。他にも、スティーブ・ヴァイ、シェパード・フェアリー、ジョージ・クリントンからも寄付されたコレクターズアイテムがありました。
参考:Introducing Eilish™, the debut fragrance from Billie Eilish.
さいごに
日本でもSDGsの動きの中で、購入価格の一部が寄付に回るという商品は増えてきています。しかし、一部に過ぎないことと、CSR活動をパッケージにさり気なく記すだけで、大々的に謳っている印象はありません。
海外では(とりわけ欧米では)、ドネーション文化は定着しており、イーベイを見てもかなりの商品にドネーションが付加されています。企業イメージの向上につながるのと、多くの方からの賞賛も得られるので、売上を上げるための戦略の一環としても使えます。
日本ではビジネスの場において「政治と野球の話はするな」などと言われた時代もあり、自身の思想的な立場を明確にしないことが美徳のように言われていましたが、海外では通用しません。海外では大企業なども思想的な立場を明確にしています。
セミナーで成功の近道は「知識を得ることでなく、意識を変えることだ」としつこく言っているのはこういうことです。ちなみに、私は個人的に越境ECをやっていますが、越境ECでは思想的な旗色を明確にしています。もちろんそれによって一定の機会損失はあるのでしょうが、それがどうしたと思っています。