こんにちわ!ジェイグラブの山田彰彦です。
今回は中国の電子商取引についてですが、ご存知通り中国のECモールといえば、アリババグループのT-mallと淘宝網、京東となりますが、11月11日独身の日に大セールを行い、数兆円を売り上げるとして有名になりましたが、京東が主催する 618セール というものも存在しているのは、あまり知られていないようです。
今年の618セールではジェトロの調査によると、累計注文額が2,015億元(約3兆2億円)!昨年と比較しても26.6%上回り強烈な数字です。この時期には日本からも多くの商品が販売されたり、新発売なども相次ぎ、消費が活発になっていきますが、ここで注目すべきこととしては、購入者の半数が、大都市以外に居住する消費者であることです。
また地方からの購入が急増していて前年同期間の2.5倍にもなっています。今までは都市部で富裕層が中心の消費活動でしたが、高品質な有名ブランド品や、輸入商品が地方でも人気が高く売れるようになり、より今後は地方消費が活発になっていきます。
しかし中国ほど越境ECが難しい国はありません。失敗例が多く進出と撤退の繰り返しで現在では、欧米や東南アジア+台湾・香港を主体に販売される事業者が急増しましたが、中国市場を間接的に売り上げていく手法もあります。
ECモール販売がいいのか、自社サイトでの販売か、進出せずに日本で中国の事業者に卸してしまう方法、手数料は高いけど出品代行などもありますので、どの方法が自社にフィットしているのかなどもお気軽にご相談ください。