こんにちは。ジェイグラブの横川です。
日も暮れると、秋の虫の声が聞こえてくる季節になってきました。お彼岸も近いですし、もう完全に秋ですね。秋という季節は短く、すぐに冬がやってきます。オンラインでもオフラインでも売り手にとっては書き入れ時です。
越境ECでは販売先がアジアや欧米という方が多いので、そうした地域の書き入れ時を知っておく必要がありますし、その時期が把握できたら、そこから逆算して戦略を立てなければなりません。
年末商戦の戦略は今から立てないと間に合いません。
具体的に海外の書き入れ時の時期はどのへんなのか?過去にまとめた記事がありますので、ご確認ください。
欧米のホリデーシーズン
アジアの年末商戦(一部は欧米と重複)
さて、いまから立てないと間に合わない年末商戦(ホリデーシーズン)、どこに注意すべきか5点ほどまとめています。
1.商品情報をわかりやすく表示する
消費者がオンライン上で、実際に店舗で買い物をしているのと同じように、あるいはそれ以上に、商品について知ることができるようにすることです。最適化された商品リストでお客様に情報を提供することで、購入の意思決定をするための詳細情報を提供することができます。
ここでは、基本的なことを正しく理解することが成功の鍵となります。情報量の多い商品説明やビジュアルを工夫することは、価格やレビューと並んで、まずお客様の興味を引くでしょう。
各マーケットプレイスには独自の基準があるため、カテゴリー検索やキーワード検索で上位に表示されるためには、データを各プラットフォームに合わせて調整する必要があります。
2.在庫数の表示
オンラインでどれだけ詳細な商品情報を提供しても、クリスマスシーズンなどの買い物は店舗で済ませたいと考える消費者は必ずいます。しかし、コロナ禍の現在は多くの消費者はシームレスで迅速な体験を望んでいます。
消費者がオンラインで商品を調べている間に、明確な選択肢を提供することで、買い物シーズンでの買い物をサポートすることができます。そのためには、在庫数を適切に表示するのが最善の方法です。
3.プラットフォームを超えた消費者の獲得
今日、消費者の購入までの道のりは、複雑かつ断片的です。
多くの消費者は、まず自分の好きなマーケットプレイスや小売店に行って商品を見つけますが、一方で、特に今は、従来のショッピングファネル(目的の消費者が見つけられるように絞り込んでいく戦略)の外で商品を見つけている人もいます。
成功しているブランドは、消費者をショッピング体験に引き込むために、様々なソーシャルプラットフォームの機能を最大限に活用しています。
4.広告で認知度を高める
ピーク時の需要を確実に獲得するためには、ECマーケットプレイスやその他のチャネルでの広告に十分な予算を割り当てる必要があります。そうすることで、商品の露出度を最大限に高めることができます。
競合他社も同じようなことをしていますので、先手を打つことが大切です。また、適切な広告キャンペーンの仕組みや、特定のキーワードに対するターゲティング戦略があるかどうかも確認してください。
5.既成概念にとらわれない
大手マーケットプレイスだけでなく、新興のチャネルに集まるお客様も増えています。選択肢を広げておき、クリスマスまでにはまだ時間があることを忘れずに、他のよりニッチな、あるいは垂直方向に特化したマーケットプレイスを含めて、マーケットプレイス戦略を見直すのもありでしょう。
ピークシーズンが間近に迫る中、ブランドや小売業者は、リスティングの最適化、新しいチャネルの採用、広告への投資、オンラインと店舗の両方で一貫したショッピング体験を提供することで、万全の体制を整えることでしょう。
参考:Five ecommerce considerations for peak-season success
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