jGrab

越境ECブログ

越境EC売上を向上させるSNSマーケティングの活用法

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

越境ECの売上を上げるためにSNSを駆使するということは多くの企業が考えることだと思います。担当者本人と直接話すと非常に面白いのに、企業アカウントとなると、なぜか途端にコミュ障になるのが日本企業の特徴です。SNSはコミュニティが出来上がってなんぼの世界です。コミュニケーションを取ってなんぼの世界です。ただ、商品案内を出すだけならブログやメルマガで十分です。

そこで、今回は、上手なSNSマーケティングの活用法をまとめた記事をご紹介します。


EC売上を向上させるSNSマーケティングの活用法

eコマースとソーシャルメディアは密接に関係しています。ソーシャルメディア・マーケティングの適切な活用なくして、オンライン・ビジネスのマーケティング、プロモーション、促進は不完全なものとなります。

調査によると、毎日最低3時間はソーシャル・メディア・プラットフォームに費やすことで、eコマース・ベンチャーに計り知れない、そして長期的な利益をもたらすことが明らかになっています。さらに、世界のインターネットユーザーの44.8%がブランド関連の情報を検索するためにソーシャルメディアを活用し、2020年には世界のネットユーザーの76.8%がオンラインで製品を購入しています。したがって、ソーシャルメディア・マーケティングとeコマースの組み合わせには、非常に大きな賭けの意味があるのです。

1.カスタマーサービスとコミュニケーション

店舗と顧客が接点を持つための適切な媒体がメール、電話であった時代はとうに過ぎ去りました。その代わりに、個人的にメッセージを送ることを好む顧客がますます増えています。ですから、オンライン・ビジネスのソーシャルメディア・マーケティング戦略には、強力なコミュニケーション・チームが備わっていることを確認してください。

2.一貫した投稿をすること

ソーシャルメディア・マーケティングでは、一貫性が重要です。オンラインビジネスに多くの顧客を誘致する最も便利な方法の一つは、インスタグラム、フェイスブック、YouTubeなどのプラットフォームで定期的に投稿することです。熟練した企業は、コンテンツの「カリキュラム」と数ヶ月に及ぶ戦略を持っているものです。一貫した投稿を高めるさまざまな方法には、リンク付き画像の追加、ハッシュタグの使用、舞台裏の投稿などがあります。

3.コラボレーション

ソーシャルメディアのアルゴリズムとの戦いは大変です。経験豊富なデジタルマーケティング担当者は、独りよがりな運用だと悪い影響を与えることを認識しています。したがって、最適なアイデアは、顧客層に関連するソーシャルメディアのインフルエンサーとペアを組み、考え抜かれたプロモーション戦略を考案することです。例えば、インフルエンサーを招待して製品を試してもらい、率直なレビューをオーディエンスに共有してもらうことができます。同様に、他のブランドと提携し、ハイエンドで有利なおまけを作成することもひとつのアイデアです。また、チームメンバーやインフルエンサーとのライブセッションを開催することも脚光を浴びるための優れた方法です。

ユーザー生成コンテンツを投稿する

顧客の信頼を得るための確実な方法は、ユーザーが生成したコンテンツを投稿することです。調査によると、16歳から24歳までの世界のインターネットユーザーの55%以上が、ブランドのイメージや正当性を調査するためにソーシャルメディアを使用していることが明らかになっています。だから、直接ユーザー生成されたコンテンツを投稿することによって、当該現象の利点を活用することができます。適切なデジタル・マーケティング担当者は、顧客による製品を取り上げた写真や動画を共有し、ブランドをタグ付けするよう促すコンテンツを投稿したりします。このようなコンテンツを再共有することは、ブランドの正当性を確立し、eコマース・プラットフォームを急成長させる上で大きな役割を果たします。

また、製品の製造工程を共有することは、顧客が企業にもっと興味を持つようになるための素晴らしい方法です。コメント欄で顧客との関係を構築すれば、顧客は御社を支持し、Eコマースの売上を飛躍させることができます。TikTok、インスタグラム、Youtubeで共有する時間を増やせば、御社の存在感と売上は大きくなりますよ。

参考:How to use social media marketing to improve your eCommerce sales


さいごに

この記事でアンダーラインは当方が引きました。
・SNSに3時間費やす企業はうまくいく。なぜなら、
・ユーザーの55%はSNSで調査するからだ。
というあたりに、海外の本気度がうかがえます。

こういうデータを見ますと、弊社セミナーでしつこく言っている「知識より意識」「予算より人材」というのが肚落ちしてきます。日本の場合はお金の問題より、適任者がいないことでEC業務が続かずに撤退するというケースが非常に多いです。

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

SEARCH

CATEGORIES

MOST READ

ARCHIVE