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越境ECブログ

完璧なEコマース商品ページを構築するための20のベストプラクティス

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

eコマースを行う際に、サイトのデザインが重要であることは言うまでもありません。しかし、eコマースの目的と手段を考えたとき、ウェブデザインは「目的」でしょうか?私はそうは思いません。

eコマースにとっての「目的」は商品を販売して利益を上げること。身も蓋もない言い方をすれば、お金を稼ぐことです。ウェブデザインはその目的達成のための「手段」にすぎません。

ところが、日本の企業の中には(体感的には6~7割くらい)、ロジカルに考えられないので、その目的と手段を混同してしまう、あるいは、はき違えてしまっていることが多々あります。

売るという目的のための手段としてのデザインは必要に応じて変えることもありますし、オープンして翌日に1000万円も稼ぐサイトなど無いに等しいですから、オープンまでにデザインを完璧にしておく必要などなく、運営しながら変更していくことで十分ではないかと思います。

このあたりを間違える人が日本の企業に多いのですが、そうした目的と手段を正しく捉えた上で、より成功する商品ページのベストプラクティスを紹介します。


お客様は、御社のウェブサイトのホームページにようやくたどり着き、興味のありそうなものを探しながら、あちこち歩き回っています。御社のウェブサイトは、そのようなお客様の関心を引きつけ、販売するために必要なものを持っていますか?

eコマースサイトのベストプラクティスは、明確で鮮明な商品画像や説明文、その他多くの技術的パラメータなど、あなたのウェブサイトを見事に輝かせるための一定の要件を定めています。

ここでは、商品ページで使用できる20の要素をご覧いただけます。これらのいくつかは人気があり、いくつかはそうではありません。使用率が80%を超えるものは、すべて使用することを検討する価値があります。しかし、あまり人気のない要素も忘れないでください。それらのいくつかは、簡単にコンバージョン率を向上させることができます。

参考:20 Best Practices To Build a Perfect Ecommerce Product Page


(時々いるので困るのですが)これは統計的に導かれたデータに過ぎません。データ的にこうだからと言って教条主義的に一言一句正確になぞらないといけないということではありません。たとえば、海外ではカスタマーサービス用の電話番号を公開するほうが良いようにデータは示していますが、日本の企業がこれに従う必要はありません(そんなことをしていたら、ほとんどの日本企業は越境ECができません。そもそも電話は時間に追われているときなどの緊急中の緊急時に使用するもので、ECというIT活動するのに、確実な連絡手段が電話というのではITリテラシーの低さを露呈させており、大丈夫なのだろうかとすら感じます。個人的には堀江さんのこの話は賛同してます。参考:堀江貴文氏「電話してくる人とは仕事するな」)。

また、もう一点補足します。デザインテンプレートについてです。
日本では他社との差異化をするにはデザインが重要だという意識が強いためか、オリジナル性を強く求める傾向がありますが、冒頭に申し上げたように、デザインは売るための手段のひとつであって、目的ではないので、デザインは実績あるテンプレートで作成し、デザイン以外の手段をたくさん併用させて差異化を図ればいいのです。

デザインテンプレートはプロのWEBデザイナーがSEOも考えてコーディングしています。それに手を加えるということは、御社にプロのWEBデザイナー並みの知識がなければ、むざむざとSEOランクを下げに行くようなものです。

そんなにWEBデザインが売上に重要なのならば、なぜ、越境ECセミナーなどで、私のような人間ではなく、WEBデザイナーが登壇しないのでしょうか?
そうやってロジカルに考えれば、目的と手段の混同は起こさずに済むはずです。

一番手っ取り早いのは、御社にしかできないこと、御社にしかない知識などをコンテンツとして散りばめることです。海外ではこういった思想でサイトを作っていくので、オープンが早く、早く結果を出していけるのです。これもセミナーでクドいくらい言っていることですが、越境ECをやってる時は頭の中を海外モードに切り替えましょう。これに尽きます。

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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