※2021年5月31日追記:更に最新の記事をこちらに掲載しております。
こんにちは。ジェイグラブの横川です。
年明け早々に、海外記事の引用という形で、2021年にeBayの決済の仕方が変更、それも全世界のユーザーに及ぶということをお知らせいたしました(eBay(イーベイ)の新決済システム2021年スタート)。当時は部分的に推測の域を出なかったところもあったのですが、それが先日明らかになりました。今回明らかになったことを現時点で分かる範囲でお知らせします。
https://pages.ebay.com/ebay-is-managing-payments/
eBayから今後のペイメントについての告知が上記URLにてされました。
(要約は下記に記載しますが、翻訳ツールなどを利用して、お読みになり理解していただけるとよりよいでしょう。)
eBayから「Managed Payments」というeBay公式の決済が導入されることになります。
2021年中に、eBayでの売上金は、購入者の支払い方法にかかわらず、売り手はeBayからPayoneer(ペイオニア)または銀行口座に米ドルで直接入金されるように変更されます。
日本人ユーザーに対してはPayoneerアカウントの登録をeBayは要求してきますので、Payoneerの口座を開設する必要がありそうです。
※ただし、ペイオニアの公式サイトでは「eBayからの案内を受け取るまでPayoneerアカウントの登録をお待ちください。」と記載されています(Payoneerサイト)
日本円で手にするためには、Payoneerから日本の銀行口座に引き出します。つまり、これまでのPaypalに代わってPayoneerが必須になると言うことを意味します。これにより、手数料が今まで以上に安く、シンプルに決済ができ、返品、クレームに伴う返金等の管理などもSeller Hubで一元管理でき、すべての情報が集約されます。逆にeBayに目をつけられるような行為があると、AmazonのようにeBayが支払いを止めて、売り手の皆さんへはお金が入らないということになるのではないかと思います。
図にすると、以下のような変更となります。
日本円で自由に使えるようになるまでの日数が従来より少しかかるようになりますが、手数料が下がるため、手取り額は従来より高くなります。
※再掲:ペイオニアの公式サイトでは「eBayからの案内を受け取るまでPayoneerアカウントの登録をお待ちください。」と記載されています(Payoneerサイト)
以下は、今年1月に書いた文章の再掲です。
eBayの支払いの利点
eBayによると、大きな変更点の一つは、手数料が売上から自動的に差し引かれるようになるため、売り手はeBayからの請求書を受け取る必要がなくなる(eBay Storeなどのサブスクリプションなどの拡張機能を使用しない限り)。
よりシンプルな料金
eBayの販売手数料は、買い手からの着金前に売り手の収益から自動的に差し引かれ、手数料はすぐに取引の詳細と毎月の明細書に表示されます。販売者の収益は、直接銀行口座に引き出せます。つまりPayPalのときのような処理手数料はありません。
便利な支払い方法
出品者はすべての支払いを銀行口座に直接受け取ることができます。出品者はまた、支払いを受けるタイミングを選択することができます(毎日または毎週など)。
売り手の保護
eBayでは、出品者の安全を確保し、必要な情報のみをお尋ねしています。また、出品者の経験をより簡単にするために、クレームと出品者の保護を簡素化しています。
買い手の選択肢の増加
iPhoneやiPadでの支払い方法としては、Apple Payが利用できます。Google PayはeBayサイトとeBay Androidアプリでも利用可能です。また、購入者は、ドイツではSEPAダイレクトデビットやSofort EFT、オーストラリアではAfterpayのような地域に関連した支払いオプションを選択することができます。