こんにちは!ジェイグラブの山田彰彦です。
経済産業省主導の『IT導入補助金』ですが、令和2年度版が発表されましたのでお知らせします。詳しくは 補助金ページ をご覧いただきたいのですが、簡単に申しますと、最大450万円の補助金が活用ができます(最低補助額は30万円から)。来年度も使い勝手のよい補助金となるかと思います。
補助金自体の予算は、『中小企業生産性革命推進事業』として3,600億円という大規模なものとなりましたので多くの事業者に採択の期待が持てます。令和2年度IT導入補助金でも越境ECサイト構築や、RPA導入などは引き続き補助の対象となり、A類型(30~150万円)とB類型(150~450万円)の2種類で、補助率は1/2で今年度と同じ条件となりました。
次によくお問い合わせがあるのが、「販促・広告費用(プロモーション費用)」が対象になる補助金がないのか、ということですが、あります!
中小機構(中小企業基盤整備機構)管轄で、補助率が2/3と非常に補助率の高い『持続化補助金』という補助金です(補助額が最大50万円)。公募は2020年5月上旬と予定されていますが、一番の問題は、越境ECサイト構築が採択されやすい傾向にあるのかどうかです。
ジェイグラブの推測では、新型肺炎の影響で自宅から出れず、通販で購入する流れに世界中がなっていることもあり、EC化率が急増していることや、インバウンド需要が激減して内需が厳しいために、政府としても輸出促進に力を入れると思いますので、越境EC関連の補助に関しては採択されやすいのではないかと思っています。
補助金の採択にあたり、加点項目も発表になっており、一例をあげますと、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加させる計画を有し、従業員に表明していることや、コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者への支援策として、生産性向上に取り組む事業者に対しては加点するなど、昨年と異なる加点項目が他にもありますので、ジェイグラブでは事業者様の加点がとれるよう、丁寧なフォローを行ってまいる所存です。
弊社は4年連続延べ50社以上の補助金採択実績がありますので、来年度も今年度同様に、補助金に精通している越境ECコンサルタントがアドバイス、伴走支援をさせていただきます。引き続き、補助金ページ で新しい情報をアップデートしてまいります。