こんにちは。ジェイグラブの山田彰彦です。
3月13日の越境ECブログで、経済産業省が発表した『IT導入補助金』についてお知らせをしましたが、昨日、経済産業省より変更に関する情報を入手しましたのでお知らせします。
IT導入補助金について
新型コロナウイルス感染症が、事業環境に与える特徴的な影響を乗り越えるため、前向きな投資を行う事業者向けに、「生産性革命推進事業」における各補助事業の補助率又は補助上限を引き上げた「特別枠」を新設したということです。
昨年度と比較しても予算規模も拡大しており(令和2年度補正予算案700億円)、IT導入補助金については、補助率を1/2から2/3へ引上げ中小企業等が感染症の影響を乗り越えるための、ハードウェア (パソコンやタブレット端末等)のレンタル等も含めたITツール導入でも補助されることになりました。
持続化補助金について
持続化補助金につきましても、補助上限を50万円から100万円へ引上げており、小規模事業者等が感染症の影響を乗り越えるために、経営計画を作成して取り組む販路開拓等の取組を支援すると記載もあります。
なお持続化補助金についてはIT導入補助金では認められないプロモーション費用も補助対象です。そのためすでに越境EC事業を開始していてSNS広告やインフルエンサー広告などを挑戦したい事業者に向いた補助金でもあるかと思います。
申請開始日時ですが、「6月頃」とややまだ曖昧な記載となっていますので確定次第、当社の補助金ページ で新しい情報をアップデートしてまいります。
申請に関する要件として
まだ確定ではありませんが、補助対象経費の1/6以上が、以下の要件に合致する投資であることとあります。
A:サプライチェーンの毀損への対応顧客への製品供給を継続するために必要な設備投資や製品開発を行うこと(例:部品調達困難による部品内製化、出荷先営業停止に伴う新規顧客開拓)
B:非対面型ビジネスモデルへの転換非対面・遠隔でサービス提供するためのビジネスモデルへ転換するための設備・システム投資を行うこと(例:店舗販売からEC販売へのシフト、VR・オンラインによるサービス提供)
C:テレワーク環境の整備従業員がテレワークを実践できるような環境を整備すること(例:WEB会議システム、PC等を含むシンクライアントシステムの導入)
コロナ対策補助金の意味合いも強くなっていますので、特にCのテレワーク環境はしっかり対応を行った上で申請を行い、しっかり加点をもらって採択をいただきたいと思っております。
4年連続延べ50社以上の補助金採択実績があり、補助金に精通している越境ECコンサルタントがアドバイス、伴走支援をさせていただきます。
【IT導入補助金2020 コールセンター】
お問合せ時間:9:30~17:30/月曜~金曜(土・日・祝日除く) TEL: 0570-666-424
IP電話等からのお問い合わせ先:042-303-9749
※出典:経済産業省 新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ