こんにちは。ジェイグラブの横川です。
越境ECに於いて欠かせないのは物流。これがないと成立しません。国際物流を請け負う企業は様々ありますが、日本郵便やその他大手企業は新型コロナのパンデミック以来、混乱と混雑が慢性化し、加えてロシアのウクライナ侵攻がエネルギー高に拍車をかけたお陰で、軒並み送料が高くなってしまいました(今年も大手民間物流業者はほぼ横並びで料金値上げを1月に発表しています)。日本郵便のEMSもコロナ前と比べると、ほぼ2倍になっています。
たとえ値段が高くても無視できないのが国際物流。しかし、消費者目線に立てば、(物流業界で働く方々には大変失礼なことではありますが)「できれば支払いたくないコスト」でもあります。
なんとか、安くできないか。こうした声に対し、弊社としては国際物流のLCC的な業者様を複数社紹介してきました(そして、ジェイグラブ横川も実際使っていました)。
ところが、コロナ禍に入ってからはその”LCC”ですら値上げされ、大手とそれほど変わりない状態になってしまいました。
もう諦めるしかないのか。そう思ったときに東欧から救世主が現れました!
それが、Joom(ジューム)ロジスティクスです。
私、ジェイグラブ横川は、このラトビアのJoomを見つけたとき、すぐにアカウントを作って昨年から使っていました。使い始めたときはちょっとサイトが使いづらかったのですが、今は皆様におすすめできます!
■こんな悩みをお持ちの方にオススメ!
・越境ECの送料が高すぎる!安くできないのか。
・EUなどに送るときのVATなどの税金関係はどうしたらいいのか
そこで、登録の仕方から使い方まで2回に分けてお知らせいたします。
登録方法
Joomとは、ラトビアに本社のあるこんな会社です。 https://joomlogistics.com/ja
サインアップするには、こちらのURL( https://joomlogistics.com/app/signup )をクリックします。
上図のように「その他の~」にチェックを入れ、任意のメールアドレスとパスワードを入力し、「登録する」を押します。
すると、10分以内に下図のような確認メールが来ますので、このメールが来たら「Confirm(確認)」を押します。
メールを確認すると、ログイン画面に遷移しますので、ログインします。
ログイン後はプロフィールを画面の指示に従って記入していきます(後から編集も可能です)。また、「お問い合わせメール」と言う箇所は必須ではないですが、Joomとしては記載を推奨しています。
「注文元」という項目でShopifyを利用している人はShopifyにチェックを入れることもできます。ただし、この場合、Joomへの支払い方法が自動的にShopifyになります。そうしたくない場合はチェックをいれないほうがいいでしょう。
これでJoom登録、プロフィール設定は完了です。次に支払い方法の設定をします。
支払い方法の設定と送料のチャージの方法
「アカウント」→「お支払方法の詳細」ページにて、お支払い方法を選択します。
ただし、お支払い方法の設定は 1 回のみです。
また、支払手段にペイオニアがございますが、ペイオニア自体の口座からではなく、ペイオニアに紐づいた銀行口座からの支払いになります。個人的にはペイオニアを選択するのはJoomに於いてはあまりお勧めしません。
お支払い方法の詳細を入力して「保存する」ボタンをクリックすると、編集はJoomのマネージャーを通じてのみ可能になるとのことで数日かかります。
最後に会社の住所、法人番号を記入します。上記したように注文元でShopifyを選択した場合は、自動で支払い方法がShopifyになります。VAT番号は無視でOKです。
送料の事前チャージ
Joomでは、発送の都度送料を支払う方法もありますが、予めチャージしておいて、そのチャージ金から送料を支払うこともできます。そこで、チャージする場合は「決済」→「お支払い」ページにて送金額を入力し、「残高にチャージする」ボタンをクリックし、インボイスをダウンロードします。
※お支払い方法はPayPal・Shopifyの場合、同ボタンをクリックすると、PayPal・Shopifyアカウントに繋がります。送金後、金額はすぐにJoom Logisticsアカウントにチャージされます。
Payoneerの場合は、発行された(ダウンロードした)インボイスに記載されているJoomの銀行口座またはPayoneerアカウントへ送金する形になります(個人的には面倒くさいのでペイオニアはJoomに於いてはお勧めしません)。Joom Logisticsアカウントの残高へのチャージは、3日以内に行われます。
以上が、Joomを使うための事前準備です。
次回はいよいよ実際に使うときの方法をお知らせします。送料がどれだけ安いか、お楽しみに!