こんにちは。ジェイグラブの横川です。
海外に商品を売るのに、日本製だから売れるというのは完全な思い上がりです。日本製だから売れるのではなく、海外の人に選んでもらえるように工夫しているから売れているのです。今回はそんな話になります。
以前、弊社でも日本語の「の」についてや、シンガポールで発想転換した商品が大ウケといブログをアップしています。
あえて残す「日本語 “の”」とは?
シンガポールの発想転換戦略!
今回、皆さんに読んでほしいのは日本のWEBサイトTrip Editorの「ちょっぴり恥ずかしい改名理由…外国人がハマった、日本の意外な「お菓子」」という記事です。
明日から土日でお休みという人も多いと思います。お休みの時に読むにはちょうどよい記事です。が、すごいヒントが満載です。
セミナーでも良く話すのですが、ローカライズとも言いますが、これはそれほど難しいことではありません。
製品の中身を変えるほど大掛かりなことはしていません。ほぼ印刷費のみです。印刷費もバカにはできませんが、製品の開発し直しと比較したら相当安いものでしょう。ちょっとした発想力、アイディア力、工夫力だけです。
セミナーで強調しているのは、柔軟性、工夫、プロダクトアウトよりマーケットイン。結局のところ、運営者の発想力やセンスが差を生んでいるんです。
海外の声を知りたいのなら、海外の人が声を出せる状態を作ることです。それは、越境ECを始めることです。始めて、誰の目にも見えるようにしなければ意見の言いようもありません。
事前にマーケティングで知るという方法もありますが、それは所詮前例をまとめた人の意見に過ぎず、直接あなたに問いかけた言葉ではありません。
学生時代を思い出してください。誰それがカッコいいとか、誰それがカワイイとか、噂通りの人もいたでしょうけど、周りが言うほどでもないということ多かったでしょ。自分で見てみないと本当の答えはわからないものです。
そういう力はどうやれば養えるか。
とにかく恐れていないで始めることです。海外の買い手とコミュニケーションをとることです。これに尽きます。早い意思決定でどんどん進みましょう。