マーケティング&セールスディレクターの宮浦です。
このテーマの最終章になります。ジェイグラブはネットショップの、それも海外向けのネットショップの制作と、売上を上げるためのコンサルティングのプロ集団ですが、ネットショップはあくまでインターネットというツールを用いているだけで、店舗運営は従来からある実店舗のそれとほとんどの部分で変わりはありません。ネットとリアルは完全に分断された別世界だと考えてしまうのは大間違いと言えましょう。
そこで、ネットショップ運営に大いに応用できる「実店舗づくり」を本日は記していこうと思います。
ネットショップ成功のテクニックはITテクではなく商売テク
実店舗づくりで大切な要素といえば、店舗デザイン、店舗施工、そして商品の展示方法等などがあります。これは非常に難しく多くの店舗オーナーが苦心をする部分です。さらに値段付け、店員教育もやらなければならないことがあり、オーナーの悩みは絶えません。
また、各種のマーケティング理論、並びに経営コンサルタントの方からの指導などを聞くと、商品の展示方法が確立されており、非常に示唆に富むものがあります。TV通販でも会話テクニックが確立されており、実際にそのテクニックに翻弄されて購買される方も居られます。
こうしたテクニックの一端は、お金をかけなくてもちょっと視点を変えるだけで分かるものもあります。
例えば週末の空き時間や家族とのお出かけのときに家電量販店や家具メーカーなどに訪問する機会があれば、人知れず仕事も兼ねた目線でウインドーショッピングをして研究するのも面白いものです。プロのコンサルタントレベルのテクニック習得は無理でも、その技術の一端は盗めるのではと思います。
代表的な実店舗づくりの一例をあげますと、以下のようなものがあります。
- その時に売りたい製品を店舗正面に展示する!
- 高級またはトップランク、イメージ商品を前面に出し、興味を引き付けて、普及製品へ導くレイアウトを作る。
- 棚展示も見やすく、取り出しやすい陳列方法に変える。
- 製品PRは簡潔に。かつインパクトのあるメッセージは大文字で強調する。
以上のような施策をとっても、それで満足して固定展示するのではなく、週替わり、月替わりで製品を変化させて顧客を引きこむ努力が大切です。もちろん接客も大切です。形式的な挨拶では飽きられます。ちょっとした一言メッセージを挿入することで購入の感謝を表現すると企業イメージが変わります。
ネット通販、特に海外志向の場合は日本国内とは違った対処方法が必要ではありますが、上記したような実店舗の展示施策はネットショップ構築や構築後の運営に十分活かせるはずです。それによって顧客をリピーターに育てていくことにより、市場の声を入手しやすく、またすぐに反映しやすい体制が容易に築けます。
製品写真の良し悪しだけにこだわって、一般的に良しとされる写真をアップするだけでは、顧客の購入動機にはつながりません。そこに表現方法の工夫を重ねる必要があります。繰り返しますが、ネット通販はネットというツールを用いた営業の1つ、商売テクニックは実店舗とそれほど違わないのだということをご認識下さい。
ジェイグラブでは、MagentoやShopifyのEC王ラットフォームを用いて皆様の海外向けネットショップを構築しますので、上記したようなテクニックを利用した機能をフル活用し、各種フレーム対応でより売れるサイトになるよう推進しております。そして支援体制も豊富です。グローバル展開を楽しめるよう伴走支援いたします。共にエンジョイしましょう。
こうしたテクニックの一端も弊社主催セミナーでは少しだけ披露しております。ぜひ、ジェイグラブ主催セミナーに足をお運びください。無料です。