越境ECブログ

ノウハウ

2024.1.26

イーベイでBストックを売って、2024年を好発進させよう

eBay

こんにちは、ジェイグラブの横川です。

今回紹介する記事は、イーベイのストーリーズにある記事からです。

この記事を読むと、CtoCの内容になっていますが、それで「自分には関係ない」となってしまうといけません。ここには、大きなヒントが隠れているのです。そのヒントと御社の越境EC運営との関係は、紹介記事後の「おわりに」で書きます。

eBayで不用品を売って、2024年の抱負をスタートさせよう

イーベイ（eBay）の新しい調査によると、2024年の新年の抱負の81％が、より多くのお金を稼いだり、上手にお金を使ったりすることで、家計を改善しようと考えていることに関連していることが明らかになった。

英国の消費者の3分の1（35％）が今年の新年の抱負を立てており、18～34歳では64％に上った。特に、調査対象のほぼ4分の1（24％）の人々が、今年は銀行残高を改善するためにもっとお金を稼ぐことを約束すると答えた。

これは、10人に7人（69％）が、幸福感と経済的な安心感には強い相関関係があると考え、ほぼ半数（46％）が、年明けにお金を増やすことが2024年の目標達成に役立つと考えているためである。

年末年始のホリデーシーズンの後、多くの人が銀行残高について考えるとき、ネガティブな考えを抱いて1月を迎える。5人に1人（19％）が不安を感じ、14％がストレスを感じ、14％が悲観的で、8％がこれからの1年への準備不足を感じている。

イーベイは、人々が好きなことをしたり、2024年の抱負や目標を達成するための資金を調達したりするのを助けるため、この1月にマーケットプレイスに不用品を出品し、小遣い稼ぎをすることを奨励している。

イギリス人の半数（51％）が、小遣い稼ぎのためにオンライン販売プラットフォームですでに商品を売ったことがあり、4分の1以上（28％）が2024年に小遣い稼ぎのために所有物を売り始める予定であることが明らかになった。

年明けのネガティブな考えを、よりポジティブで生産的な気持ちに変えるのに一役買っているようで、オンラインで品物を売った後は、臨機応変に（38％）、組織的・計画的に（28％）、もっと売ろう（27％）という気持ちになることが明らかになった。

余剰資金があれば、イギリス人は最も休暇（39％）に使い、次いで重要な家の修繕（27％）、自分へのご褒美（27％）に使うとされる。また、請求書の支払い（26％）や食料品の買い物（18％）など、より実用的な支出に充てる人もいる。

eBayの人気商品でいくら稼げるか：

(価格は製品の平均販売価格によって算出されており、販売価格は異なる場合があります。また円に換算するには、下記ポンドから2倍弱するとおおよその金額感がわかります)**。

ノートPC – £250
自転車 – £240
中古デジタルカメラ – 200ポンド
中古携帯電話 – 160ポンド
スピーカー＆サブウーファー – 130ポンド
ゴルフクラブ – 100ポンド
中古ゲーム機 – 100ポンド
アナログレコード – 15ポンド
子供服 – 5ポンド
女性用ドレス – 10ポンド

イーベイUKのカスタマー販売責任者であるイージ・イルマズは「忙しい年末年始のホリデーシーズンの後、多くの人がお金に困って新年を迎えます。しかし、イーベイで不用品を売ることは、必要な現金を手に入れる最も簡単な方法です。」と述べている。

不要なプレゼントや重複したプレゼントなど、1月は断捨離や出品に最適な時期だ。儲けたお金は、新しい趣味や次の休暇の資金にすることもできる！どんなに奇妙で素晴らしいものでも、イーベイにはマーケットがある。お小遣い稼ぎになるだけでなく、埋立地から品物を救い、長く流通させることにもつながる。”Win-Win “なのだ。

-以上

イーベイ編集部からの注釈

*この調査は12月22日から1月2日にかけて、英国を代表する成人2,000人を対象に実施された。
** eBay UK ASPデータ 2023年

追加データ

ネガティブな感情を抱く最大の理由は、食費の上昇（64％）であり、次いでエネルギー料金の上昇（63％）であった。
不快感が高いにもかかわらず、1月は英国人が家計を集中的に見直す月でもある（8％）。しかし、61％は1年を通して見直しをしており、心配なことに8％は一度も見直しをしていない。
イギリス人の3分の1（35％）が新年の決意をする予定で、18歳から34歳では64％に上る。
決意表明のトップは「節約」（34％）、次いで「フィットネス」（33％）、「もっとお金を稼ぐ」（24％）、「経済的安定を目指す」（23％）と続く。
しかし、3分の2（65％）は今年の目標を立てない。しかし、14%は単に何に取り組むか決めかねており、2%は取り組みたいがその余裕がない。

参考：Kickstart your 2024 resolutions by selling unused items on eBay

おわりに

先述の通り、このイーベイの記事自体はCtoCが主体で、家にある不用品を売って資金的余裕を作ろうという話になっています。しかし、ここに大きなヒントがあるのです。

BtoCの視点で見た時、返品で戻ってきたけど、全然売り物になるとか、神経質な日本人消費者にはクレームになるが、海外レベルで見たら全然販売できるといった「Bストック」品を販売すれば、お値打ち物の販売になるので、早く売上につながりますし、早くお店の存在を知ってもらえます。要は、早く自分の存在を知ってもらい（ブランディング）、リピートしてもらうことが目的なのですから、高価な新品を売らないといけないと思い込む「自分で自分の首を絞める戦略」は視野が狭すぎるということです。

また、もう一つ、下記「関連記事」も参照していただきたいのですが、欧米ではSDGsを意識したECが高く評価されます。これは、