こんにちは!越境ECコンサルタントの許です。
こちらの数字は、台湾でネットで調査された4月〜6月までの話題のランキング調査です。一番消費者の声に近いものです。
※参照先VOC Partner
1番の淘寶(タオバオ/Taobao)は「1111」イベントの開催により、非常に安いセール・プロモーションが盛んに行われ、台湾消費者の話題をさらいました。とくに人気の高いノーフライヤーが話題作りに成功しました。
618セールとは、アリババグループに次ぐ規模の中国ECモールである「亰東(ジンドン)」の開業日で、その日に行われるセールのことです。11月11日の独身の日に次いで盛り上がります。
2番のAmazonは日本ブランドやアメリカブランドが好きな人がよく旅行の前に検索などをするため注目されてます。3〜5番のPchome、Momo、Yahooは台湾で不動の人気を誇っています。
そして注目なのは台湾EC業界の新星としてeBayとShopee(蝦皮購物)です。eBayは越境ECのグローバル規模の王者として台湾も浸透していることがわかります。
Shopeeは台湾に最近進出したばかりですが、しっかり台湾人の心を掴みました。さすが東南アジアの王者と言われている有名なプラットフォームです。
(上図)生活用品のEC購入ランキングでは、ノーフライヤーが1位になりました。オンラインショッピングは台湾の人たちが消費のために利用する主要なチャネルとなっています。
前述した「1111」や「618」などのセールイベントで、これらプラットフォームベンダーは過去最高の売上高を達成しました。特にブランドと共同で開始された大規模なセールは、消費者の注目を一心に受けました。
また、ブランド話題アクセス調査によればTaobao(タオバオ)は618セールの越境EC分野で他の追随を許さず圧勝しました。圧勝の理由はノーフライヤーの家電器具が台湾で人気が爆発しているからです。そうした事情をキャッチしたTaobaoはメーカーと戦略を練り、今年一番の話題の検索商品に仕立て上げました。