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越境EC成功のヒント満載!ジェイグラブ「越境ECブログ」人気記事TOP20【2024年版】

いつもジェイグラブの「越境ECブログ」を読んでいただき、ありがとうございます!

ブログでは、当社のプレスリリースを含め、越境ECビジネスに取り組んでいる、もしくはこれから取り組もうとされている皆様へ、海外の主要ECサイトやECプラットフォームの最新情報、各国の規制や現地の生の声など、越境ECに関する最新で有益な情報をお伝えしています。

今回、当ブログで最もアクセス数の高い記事トップ20をご紹介したいと思います。事業者からどんな記事を事業者が読まれ学んでいるのですか?とよく聞かれることもありました。

年末商戦の第1弾、ブラックフライデーも目前となってきましたので、ここでひとつ、当ブログの最も多く読まれている記事で越境ECの知識を総ざらいして、年末商戦に向けて英気を養いましょう!

※本記事では、11月20日0:00時点の「Most Read」情報を参考にしています。そのため現在の情報とランキングのズレがあります。ご了承ください。

人気記事TOP20

1位 12月13日施行のEU「一般製品安全規則(GPSR)」の準備をしておきましょう(2024.10.16)
2位 秋から日本郵便の国際便、かなり変更されます(2023.5.19)
3位 アリババの越境ECサイト『TAO』が日本上陸!TemuやSHEINとの違いと影響を徹底解説(2024.11.05)
4位 2024年版 まだまだ成長するタイのEC市場(2024.10.10)
5位 Amazonの新AIアシスタント Rufusで買い物体験を一新(2024.8.01)
6位 中国系ECプラットフォームの台頭する東南アジア(2024.9.11)
7位 Shopify (ショッピファイ)・越境ECで何を売るか(2021.7.26)
8位 Walmart(ウォルマート)が eBay、Amazonに対抗。新しいマーケットプレイスとは?(2024.9.05)
9位 越境ECで注意すべき詐欺手口「ブラッシング詐欺」とは?(2024.9.17)
10位イーベイの配送プログラムが新しくなる(米国ユーザーオンリーですが)(2023.5.24)
11位国際決済World First(ワールドファースト)とPayoneer(ペイオニア )見直しも必要か(2022.5.16)
12位ドイツ梱包法により、ドイツ販売にはLUCID包装登録が必須に!(2022.6.22)
13位アマゾン(Amazon)で売る中国人セラー、Amazonから逃げ出す(2021.8.19)
14位米国税関のルール改定:商品説明が不明確だと通関拒否のリスク(日本郵便 EMS・小型包装物にも適用)(2024.11.08)
15位アマゾン(Amazon)が教えたがらないトラフィック&コンバージョンのアップ法(2021.11.11)
16位2023年版イーベイで最も売れている商品のリサーチ方法とは(2023.10.18)
17位単一言語で行う越境ECのSEO(2023.11.01)
18位Qoo10(イーベイジャパン)、Adyenを決済システムとして採用(2024.2.28)
19位Mコマースは米国eコマースの原動力である(2023.9.20)
20位越境EC「eBay」どんなトラブルがある?(2020.1.30)

気になる記事を深掘り!

1位:12月13日施行のEU「一般製品安全規則(GPSR)」の準備をしておきましょう(2024.10.16)

EUのGPSR(General Product Safety Regulation:一般製品安全規則)がいよいよ来月12月13日から施行されます。弊社でもGPSRについてのお問合せやご相談をよく受けるようになってきました。

Amazon、eBayなどではすでにGPSRの対応についてガイドラインを設けていますので、これらのECモールを利用している方は、今一度これらガイドラインと当ブログ記事を熟読の上、EU、北アイルランド(NI)(*1)へ販売している対象の商品情報を確認しましょう。

■General Product Safety Regulation(European Comission)※英語表記です。https://commission.europa.eu/business-economy-euro/doing-business-eu/eu-product-safety-and-labelling/product-safety/general-product-safety-regulation_en

■一般製品安全規則(GPSR)のお知らせ(2024.11.08更新)(eBay)
https://www.ebay.co.jp/info/latest/20240716

■一般製品安全規則(GPSR)(Amazon seller central)
https://sellercentral-europe.amazon.com/help/hub/reference/external/GQAYBJPNAZ2LMDDT?ref=GPSR_email_gpsrhp&locale=ja-JP

ヨーロッパ向け商品でよく見るCEマーク。これもGPSRで重要となってきますので、ぜひ目を通しておきましょう。AmazonUKなどEU圏で販売されている方は特に要注意です。
■CE marking(European Comission)※英語表記です。
https://single-market-economy.ec.europa.eu/single-market/ce-marking_en

*1:今回のGPSRは、EUの他に北アイルランドで適用されます。グレートブリテン(イングランド、スコットランド、ウェールズ)では適用されません。

3位:アリババの越境ECサイト『TAO』が日本上陸!TemuやSHEINとの違いと影響を徹底解説(2024.11.05)

越境ECとはいえ、こちらは海外から日本へ販売される形態のECサイト「TAO」が、今年10月、中国大手EC企業アリババグループからローンチされました。

 中国製の“悪かろう安かろう” のイメージを覆し、安価でありながらデザイン性の高い“少し高級”な路線の、TemuやSHEINとは一線を画した商品とサービスを提供するTAO。今後どれだけ日本市場に浸透し影響を与えていくか、注目していきたいところです。

当ブログ記事では、今年特に世界で注目を集めている格安ECサイトについても言及しています。低価格商品だからとはいえ、今や中間層や富裕層にも浸透しており、幅広い層をターゲットにできるこれらのECサイトは、新たな商機の場として検討しなければならないところまできたのではないでしょうか。

9位:越境ECで注意すべき詐欺手口「ブラッシング詐欺」とは?(2024.9.17)

越境ECの成長に伴い、悲しいかな詐欺の手口も悪質化、巧妙化、そして増加しているのも事実です。

当ブログ記事では、海外で注意喚起の報道が出ているブラッシング詐欺にフォーカスし、手口と購入者・販売者両方の視点からの注意事項を紹介していますが、この他にも詐欺の手口は実に様々です。

余談ですが、先日、海外の友人が現地のECサイトから商品を購入後、配送業者になりすましたスパムメッセージに騙され、クレジットカード番号を盗まれる被害が出ています。詐欺が我々の身近に溢れていると少々ゾッとしますよね。

これからEC販売の繁忙期となる年末商戦に向けて、ぜひ今一度、顧客情報や個人情報のセキュリティ管理を徹底的に見直しておきましょう。

12位:ドイツ梱包法により、ドイツ販売にはLUCID包装登録が必須に!(2022.6.22)

EPR(Extended Producer Responsibility:拡大生産者責任)法は、ヨーロッパ各国で実施方法が異なります。ヨーロッパへ製品を販売する場合は、その国に適用されるEPRの規則と規制に従う責任があります。

その中でも、2022年7月1日から施行されたドイツのEPR法に伴うLUCID包装登録については、これもまた弊社でよくお問合せやご相談を受けます。

当ブログ記事では、ドイツのLUCID包装登録について徹底解説。AmazonやeBayでのLUCIDコード登録方法、また、LUCID包装登録サイト「LUCID Germany」での実際の登録方法の追報リンクもありますので、これからドイツへの越境ECビジネスを検討されている方はぜひご一読ください。

さらに、冒頭でも記述したように、EPR法はヨーロッパ各国で規則・規制内容が異なるため、ドイツ以外にもヨーロッパへ越境ECする際は注意が必要です。例えばAmazon.esによれば、フランスのEPR法では、Amazon.frで商品を販売するAmazonセラーは、19の製品カテゴリにわたってEPR規制に従う必要があり、販売する商品の固有識別番号(UIN)を取得し、EPRコンプライアンス情報ページでUINを送信する必要があります。また、販売する EPRカテゴリごとに生産者責任組織 (PRO)にエコ寄付金を申告して支払う必要があります。

おわりに

今回ご紹介した当ブログで最もアクセス数の高い記事トップ20のうち、最古記事は2020年でしたが、現在のEC事情にも通じる内容でしたのでご紹介しました。

EC市場はマーケットプレイスの流行り廃りや新機能・新サービスもさることながら、各国の規制も目まぐるしく変化しスピードも早いです。ジェイグラブでは今後も越境ECに関する最新の有益情報を追いかけ、皆様にお伝えしてまいりますので、引き続きぜひ当社の「越境ECブログ」をご愛読ください!

Writer 山田彰彦

山田 彰彦 代表取締役 越境ECコンサルタント eBay JAPAN創業メンバー、ヤフー株式会社コマース事業などを経て越境EC専門 ジェイグラブ株式会社を創業。越境EC歴24年。イーベイ・ジャパン公認コンサルタント、ジェトロ新輸出大国コンソーシアムEC専門家、中小企業庁「新しい担い手」越境EC委員も務める。

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