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越境ECブログ

草を植えれば、軌道に乗って草が生えます

ジェイグラブ株式会社のサポートを受けている事業者様は必ずお読みください。

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

日本は世界と比べると、ネットをドラえもんか何かと考えるのか、ネットを始めれば数ヶ月で結果が出る・儲かると口では絶対に言わないものの、心の何処かでそのように安易に考えている人がいます。こうした考えは海外では「キラキラ目標症候群」と呼ばれ、嘲笑の対象です。大いに笑われてください。

さて、笑うと言えば、日本のネットスラングで「草生える・草が生える」というのがあります。これは「(笑)」を表示するのに「わら」とキーボードを叩き、ローマ字打ちの場合「w」から始まるため、面倒くさいので「(笑)=w」となり、この「w」を「www」と連続で打つと、草が生えているように見えることから「笑う=草生える」になったと言われています。

儲かって儲かって笑いが止まらないという、草が生えてしょうがない状況を夢見るには、それなりにやるべきことをやらねばなりません。

それが「草を植える」です。

「草を植える」は、中国のインターネットで多くの若者が好んで使用する非常に人気のある言葉です。 動詞として使用され、「ある商品の優れた品質を宣伝して購入を促す」ことを指し、他人に勧めてその人にそれを気に入らせるプロセスを指します。影響を受けた場合は素直に気持ちを表明することもあります。

簡単に言えば、日本人相手に説明する文章をそのまま翻訳しただけで通じるものばかりではなく、もっと深堀りした(日本人相手にはしない)説明で内容を充実させたり、ユーモラスな表現で注目させたり、興味を引きそうなキャッチコピーを考えたりする必要があるということです。

今年のお盆休みは、有給休暇を使わなくても土日休みの人であれば9連休になります。この長期休業期に戦略を練る意味でも草植えについて考えてみてください。


ブランドイメージの「草植え」を増やす効果には以下の4つがあります。

1、面白いコンテンツを作る
興味深く創造的な商品情報は、消費者の関心をすばやく引き付けることができ、そのようなコンテンツのみが消費者の興奮を引き起こし、購買意欲を駆り立てます。消費者を引き付けることができるコンテンツには、主に 2 つのタイプがあります。

 ①ライフシーン:消費者のニーズに共鳴できるシーン。生活の中のシーンや体験を表現することで、消費者の「私もこんな経験をしたい」という意識を喚起したり、「私もこうなることができるかも」という消費者の感情を刺激することができます。このシナリオは主に、Douyin、Xiaohongshu、Weiboなどの私生活を共有するプラットフォームが向いています。

 ②豆知識:この種のコンテンツには、強力なスキル、経験、および科学根拠などがあります。 KOLの専門家は、蓄積された経験や専門知識を披露することで、消費者に有益な情報を提供できます。

2、ブランドの違いを際立たせ、消費者の記憶を強化する
製品のセールスポイントと消費者の悩みを正確に結び付ける必要があり、消費者の悩みに直接的中するパーソナライズされた製品は、より多くの消費者に好まれます。ブランドの提案に関しては、ブランドは独自のブランド・アイデンティティを作成する必要があります。ブランドのプロモーションでは、ブランドは独自の類似品との違いを強調し、消費者の記憶を強化して、効果的に草を植える必要があります。

3. ビッグKOL + スモールKOL
大規模ファンを持っているKOLは、独自のトラフィックと影響力を利用してブランドを支持することができます。小規模ファンを持っている KOLは、高品質のオリジナルコンテンツを共有することで、消費者の購入行動をさらに深化、促進させることができます。 大KOLと小KOLを組み合わせたマーケティングを通じてのみ、ブランドは消費者の信頼を完全に得ることができます。

4. KOLを刺激するコンテンツ作成
 ①質の高いコンテンツ:一般的に言えば、一定の影響力を持つ質の高いコンテンツとブランドのみが、KOLを引き付け、彼らも積極的に情報発信しようとします。これは、質の高いコンテンツはKOLの個性をも強化できるからです。

 ②ブランドを成熟させる:上記のようにKOLにも興味を持たせる必要があるため、ネームバリューなどが低いと、結局ビッグブランドが拡大していくだけになりますが、別の観点から言えば、KOLを惹きつけるためのコンテンツなし、初期配信なしで、KOLの積極的活用で拡散させることは、御社のマーケティングに有効でないといえます。したがって、成熟させる時間を無駄にしてはいけません。

出典:https://www.zhihu.com

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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