こんにちは。ジェイグラブの横川です。
前回、「AIがもたらすECの未来」というブログで、日進月歩で進む技術革新でAIをうまく活用すればECも楽になっていくことを紹介しました。
今回は、SEOはAIに任せちゃえばいいんじゃない?という内容の記事の紹介です。
注意が必要なのは、これはもともと英文記事を翻訳しているので、ここで紹介している日本語をそのまま使っても期待通りの回答は得られない可能性があるという点です。
ここで言いたかったのは、便利な文明の利器がでてきているのだから、それを積極的に使ってみようという意識を持たないと、「ガラパゴス日本まっしぐら」になるんでは?ということです。実際記事の筆者のように、AIにやらせて成果を上げているわけです。「わからないことは詳しい人に甘えて丸投げ」でもいいのですが、当たり前ですがその分お金は飛んでいきますよ。
記事中にでてくる「プロンプト」とは、AIに「~をやって」などの指示のことです。
SEO対策におすすめのChatGPTプロンプト
ChatGPTでの成功は、プロンプト次第です。以下は、検索エンジン最適化のための29のお気に入りプロンプトです。これらは、あなた自身の状況に合わせてテストし、改良するためのアイデアだと考えてください。
また、どのようなプロンプトでも、いくつかのヒントを覚えておいてください:
- ChatGPTは長い文章を処理できるようになりました。SEOに特化した記事全体をプロンプトに貼り付け、ターゲット層、希望するスタイル、フォーマットなどの詳細も記載してください。
- ChatGPTは、ウェブからファイルを検索したり取得したりすることはできません。
- より良いアウトプットのために、プロンプトに必要な詳細が欠けている場合は、ChatGPTに尋ねてください。
- 私が好きなのは、テーブルなどの特定のフォーマットで出力を要求することです
- 回答が気に入らない場合は、「回答を再生する」ボタンをクリックしてください。
- インスピレーションを得るために、このツールを使う。私は、ChatGPTの回答をそのまま受け入れることはほとんどなく、キーワードを追加したり、アウトラインを変更したりと、さまざまな工夫をしています。
- ChatGPTの技術的な回答は常に検証してください。例えば、コードバリデーションやスキーマバリデーションを利用する。
- すでに、かなりの数のブラウザ拡張機能がChatGPTのSEOプロンプトを助けています。
キーワードの最適化
ChatGPTの情報は古く、信頼できない可能性があるので、キーワードを調査するのに頼ってはいません。キーワードリサーチツールの方が好きです。それでも、このツールは他の方法でキーワードの最適化に役立つことがあります。
以下はそのプロンプトです。この記事では、強調するために言葉を太字にしています。
- キーワードリストのキーワードを意図別に整理して、出力用のテーブルを作成して
- [キーワードリスト]のキーワードのそれぞれに検索インテントを割り当てて。該当する場合は、複数のインテントを追加して。
- [キーワードリスト]のキーワードをトピックとサブトピックでグループ化して。必要なだけグループを作成て欲しいが、各キーワードは一度しか使用しないで。
- [キーワードリスト]のキーワードから記事構造を作成して。
- [キーワードリスト]のキーワードを使用して、SEOを考慮したコンテンツプランを作成して。1つの記事トピック内に密接に関連する複数のキーワードを含めるが、各キーワードは1回だけ使用して。回答には表形式を使用して。
- [キーワードリスト]の検索クエリについて、それぞれ20個の意味的に関連する用語をリストアップして。
- エンティティの最適化: [キーワード]に関する記事で言及すべき関連する名前、場所、エンティティはどれですか?
コンテンツ最適化
- この商品説明文には、どの追加キーワードを使用すればいい?
- これらのスペックとこのターゲットキーワードに基づいて、商品説明文を生成して。
- このキーワード、テキスト、ターゲットに対して、このコンテンツに欠けているものは何?
- これらのターゲットキーワードに基づいて、HTMLの小見出しを使って、この記事をセクションに分割して。小見出しには記事本文からターゲットキーワードを使って。さらに、それらの小見出しをHTMLアンカーとして使用して、ページ上の目次を作成して。
- このタイトルをオーガニック検索のランキング、クリックしやすさ、フォーカスキーワードのために最適化して。いくつかの選択肢も提案して。
- これらのクエリに基づいてSEOコンテンツ概要を作成して:プライマリキーワード、セカンダリキーワード。
- このターゲットキーワードに基づいて、記事の箇条書きのアウトラインを作成して。
- この記事とフォーカスキーワードのメタディスクリプションを作成して。
- このキーワードの記事のために、信頼できる調査研究を、引用を交えて提案して。
- このキーワード対して、私のリスティング記事には何が足りないのか?
- なぜ、Googleの検索結果で、私の記事よりも競合の記事が上位に表示されるのか?私の記事は [記事本文をいれる]. 競合の記事 [記事テキストをいれる].
- 私の記事は、SEO、文法、深さのためにどのように改善することができる?
- このトピックとこのフォーカスキーワードのためのビデオ説明文を生成して。
スキーマ(図解)
- 会社名、公式サイト、ロゴ、説明、ソーシャルメディアリンクの詳細を使用して組織スキーマを作成して。何か見落としていることはない?
- 次の質問と回答に基づいてFAQスキーマを作成して。
- ビデオスキーマを作成して(ビデオのURLを指定します)。ビデオの各要素は、タイトル、説明文、サムネイル(それぞれ入力)です。ビデオの時間は “60 秒”。継続時間にはISO 8601の日付形式を使用して。
テクニカルSEO
- 私のサイトは[URL入力]です。すべての検索エンジンがこのフォルダを除いて私のサイト全体にアクセスできるようにするrobots.txtファイルを生成して。また、サイトマップを追加して: [サイトマップURL].
- 私のサイトのhreflangタグを生成して。私のデフォルトのサイトは英語であり、[URL]にあります。ドイツ語のサイトは[URL]です。私のフランス語のサイトは[URL]です。
- 以下のURLを含む有効なXMLサイトマップを生成して: [URL]です。
- [キーワード1]または[キーワード2]のいずれかを含むすべての検索フレーズを見るために、私のために正規表現(regex)を生成してください。これは、Google Search Consoleで複雑なクエリフィルタを作成するためです。
リンクビルディング
- 外部サイトの従業員に、私の記事にリンクするよう説得するための電子メールを書いて。
- この迷惑メールの件名から受信者に開封して読むよう納得させるようなものをいくつか提案して: [メール本文].
参考:My Favorite ChatGPT Prompts for SEO
おわりに
ちなみに、この記事もAIに翻訳させようとしたんですが、プロンプトは、普通の文章とは違う独特の構文だったため、かなり意味不明な日本語になっていたので、かなり手直ししました。
ただ、記者の地の文の翻訳に関しては全く問題ないレベルでした。
とは言っても、英語独特の表現方法というのもあり、
Request the output in a particular format, such as a table, which I prefer
という、コンマで囲って補足する言い方などがある文章は、ちょっとへんてこな文章になってました(これは手を入れました)。
しかし、このブログで過去にも言っておりますが、異文化の相手に正確に伝えるには、複雑な文章にしないことですので、そうであればAIで十分です。