この度、ジェイグラブ株式会社は、東南アジアの巨大ECマーケットプレイスである、ラザダ・ジャパン（Lazada Japan）さまのご尽力により、同社をお招きしセミナーを開催する運びとなりました。

ジェイグラブでは、越境ECは投資と同じだと話しています。越境ECは新聞の経済欄だけ読んでおけばOKではありません。国際政治も大きく影響してきます。

特定の国が売れるからと、その国にだけ偏った運営をしていると、その国の政治判断や法律の改正などで一気に売上が落ちることもありえます。一時の冬季オリンピックを思い出してください。日本人選手が活躍すると、すぐに日本人に不利なルールを作られたでしょう。

投資は、業績が伸びるからと1社にだけ投資していると、調子がいいときは巨万の富を築けますが、風向きが変わると、一挙に大借金王に転落です。そこで、よほどのプロでもない限りはポートフォリオを組んで投資すると思います。

越境ECも同じです。特定の国、特定のエリアにだけすがるのは、あまり賢い戦略とは言えません。エリア・ポートフォリオを組むべきです。

そこで、今回は、20年前から生活の一部として定着している、安定した欧米市場と、成長著しい新興市場の東南アジアを組み合わせるという形で、この2地域のECについてセミナーをしたいと思います。